翻訳: 2008年4月アーカイブ

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朝メールチェックをしたら、「TEST」と題された英語メールが来ていた。
中文和訳の実力を見るためのテストとのこと。
まずは速やかに受信確認を、とメール本文にあったものの、
日本時間の朝方にイギリスへ返信しても即時そんなもの見る人はいまい。
ということで、2頁ほどあるテストを1時間強で回答し返送した。

何が引っかかったかというと、TESTという文字列そのものである。
業界の慣習か何か知らないが、よその翻訳会社から「テスト」を受けたことはない。
通常「トライアル」と呼ばれているものなら何社でもあるが......
意図あって使い分けされているのだろうか?

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香港の個人とおぼしき翻訳事務所からトライアル翻訳依頼が来た(依頼メールは英語)。
200字強の中文和訳とのことなので、軽い気持ちで課題文を開いてびっくり。
文字数がなさすぎて背景が読めない。
どうもレストランのメニュー表らしいのだが、固有名詞が中華すぎる。
これほど訳語のない原文に行き当たったことは多分ここ数年でも初めてだと思う。


どうせ訳すならば、わかりやすく読みやすい、ぱっと見て抵抗を感じない日本語にしたい。
いかな中華料理とは言え、それが何なのか伝わらないようではメニューの役に立たないし
美味しくなさそうな文字列にするのも料理に悪い気がする。
それでも普通、「日本料理」の食材にパパイヤはなしだろう......


依頼元いわく「本番」は厨房で使うマニュアルらしいのだが、
恐らくそちらのほうが翻訳の難易度はぐっと低くなるだろう。
文であれば文脈があるし、一般名詞でそうそう調べがつかないことはない。
とは思うものの、トライアルということは本件訳文が私の採用可否を握っている。
こちらの意図が訳文だけで伝わるだろうか、これほど不安に感じたこともない。
かと言って申し送りが要るようなメニューなんて厭だし。


実力というより底力を試された気分で、正直ややげんなりしている。

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