翻訳: 2010年2月アーカイブ
例のタイムトライアル翻訳は、翻訳会社側担当者が複数いるらしい。
そっちはちゃんと休める体制なのね、という視線はともかく、担当者ごとに態度がまるで違う。
今日の担当者は妙に細かい人だった。
・発注書(一日分ずつ起票)を三日分発行しておいて、今日の分だけ金額訂正→当方の確認処理が必要。
・納期が11:00なのに10:25に「まだ~?」とメールをよこす→割り込まれて邪魔。
・発注書でアップロード先を指定しておきながら「システム使えないからメールして」
・メールで「同じものアップしたよ」と(訳文を添付して)送っているのに「くれ」メール
・仕方がないのでメールを書き直していたら「まだ~?」と国際電話
......真面目なのは分かるが、ザルな人よりこちらの負荷も大きい。
一方ザルな人は(同じ案件を)どう回しているかというと。
・原文を送りつけてくる。本文には「best regards」としか書いていない。
・発注書の起票を忘れる。
・訳文をメールすると、「Received」だけの返事。
・夜中に当日分の発注書を発行。
・「確認処理できないよ~」とメールすると「大丈夫、こっちでやっとくわ」との返事。
前者(マメ)な方が最初は安心できるが、慣れてくると後者(ザル)の方が私には楽だ。
無論、こんな落差はないに越したことがないのだが。
昨年末にやっていた経済ニュースのタイムトライアルを、今日から毎朝やることになった。
平日(中国の)毎朝、9時から11時ぐらいまでの時間が拘束されることになる。
いつまで続くかは未定。先方いわく「少なくとも一年間」。
まあ規則正しい生活の一助になるかと思っているが、出勤0分のパート気分。
拘束される時間があってこそ、自由にできる時間のありがたみを満喫できるかもしれない。
日曜の晩に「明日お時間ありますか?」と意味深な電話。
翻訳者として登録してから二年ぐらいたっている翻訳会社からの呼び出し?だった。
仕事内容も報酬も話さないまま、訪問時刻だけが決定。
ともあれその時刻に訪れてみると、電話の主はそこの社長だった(そのぐらい調べれば分かったろうに)。
雰囲気がまるでアルバイトやらパートの面接とは違い、「経営者と自営業者の会話」。
これまた条件面の話をしないまま一時間ほど経ってしまった。
「で、お手伝いいただきたいのは和訳の校正でして」と席に案内される。
中国語の受発注担当者は朝鮮族のトライリンガルで、韓国語の担当もしているらしい。
社内で校正というと彼が担当しているようなのだが、仕事がありすぎて回しきれず残っているとのこと。
「変更履歴をつけて上書きでお願いします」指示はそれだけだった(むしろ気は楽だ)。
彼らの電話応対やら愚痴やらが、ここでは晒せないがかなり面白い。
なるほど、中の人はこういう苦労をしているのだな。
5時過ぎには帰社すると言って出て行った社長が再び現れたのはほぼ6時。
それから私が作業した内容の確認を自らしてくれたのはいいが
報酬が時給+昼食補助+交通費だということで説明を受け、勤怠表を付けたら7時前だった。
ふらっと家を出て帰宅したら8時......何とも妙な気分。
「いつでも時間があるときだけでいいので何時間でも来てくださいな」
......そんなパートってありなんだろうか?
そして私の返事は?←是非を答えていない
起きてみたら、午前1時付けの引き合いメールが来ていた。
先日納品した件の追加が発生したので、午後一番で納品してくれとのこと。
まあ数百字なので対応できないこともないが、朝食が遅くなるのが厭ではある。
それでも引き受けてしまうあたりがアレな性分なのだが。
発注元は台中の会社。台中は台北ほど都会ではない、のんびりした雰囲気の街だ。
時差は-1時間。
昨日が祝日でなかったことは当然として、午前1時まで働いてどうするの?
まさか私にちょっとでも時間をよこそうなんて配慮な訳はないだろう。
ともあれ期限内に納品したからお役御免ではあるが、彼に時間外手当があるのか他人ながら気になる。
ProZを見たとかで上海の翻訳会社から中文和訳の引き合いをもらった。
原稿が添付してあるだけで納期も報酬も提示がない。
見積をくれというので原文1文字5セントでどうだと聞いてみたら、
「特例でOKするけど普通は3セントね。んで納期は午後2時」
分量が少ないので納期(中国時間は1時間遅い)は問題ないものの、特例で(弾んで)5セントって......。
決済手数料だけで報酬が飛びそうな例、にまた出会ってしまった。
現在の円相場だと3セントは3円にもならない。
そんな報酬でプロはおろか日本人を「普段」使えるの?
まぁ中国の会社にはありがちな条件ではあるが。とほほ。
中文和訳の原稿がPDFで送られてくるときはたいていスキャン画像そのものなのだが、
今回は珍しく、文字情報の埋め込まれたPDFだった。
PDFの表示と印刷には通常Adobe Reader8を使っている。
中国語フォントサポートを簡体字・繁体字とも入れているので正しく表示はできるのだが、
何故かテキストファイルとして保存すると中国語固有の漢字は抜けてしまう。
テキストファイルのエンコードさえ指定できればと思うのだが、無料ソフトにそこまでは無理か。
メモ帳を立ち上げて貼り付ければ済むだけの手間なので許せるような、もう一声、と言いたいような。
某大手翻訳会社から「29日の件、誰もやるって言ってくれてない」とのメール。
29日の件とやらをよく覚えていないのでその続き(引用文)を見ると、
250語の英文和訳、Wordfast指定だった。
それではやる気がしないというものだ。
そもそもWordfastを使える翻訳者が何人いるのか知らないが、私は持っていないし急いで買う気もない。
指定される案件が多いようなら検討しようか、ということで様子見を決めている。
(同じ態度の人が多いのではと勝手に思っている)
ましてこの会社の報酬は国内ほど高くない。250語ではせいぜい20ドルだ。
もし他の案件を締め日までにもらわなかったら振込手数料で赤字になる危険性すらある。
それだけのために国際取引の手間を掛けるほどアレな日本人はそうそういないのではと思ってしまう。
だから引き受けようとする翻訳者がいなかっただろうに、条件変更なしでは......。
まさに「こちらにも選ぶ権利ってものが」という好例。
