会社: 2005年6月アーカイブ
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勤務先の応接室にて。
顧客データの取り扱いには神経を使うね、などと事業環境の話をしていると。
取引先「特に御社、アルバイトさんとか多いでしょ」
......言えない。私もその一人ですなんて。
助教授「僕だってアルバイトですよ」
一同「それは違う」
さ、寒い。立つ瀬ない。
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勤務先の入館証には顔写真が入っているが、普段は意味を成していない。
ビルの守衛が顔と入館証を見比べることなどないからだ。
フロアに入るのは電子開錠なので、やはり写真はどうでもいい。
それが今日は役に立ってしまった。
徒歩15分ほど離れた本社ビルへ資料を届ける用事ができたのだ。
本社ビルでは受付と守衛の皆さんに顔と入館証を見られる。
入館証をもっていないと、その場で手続きが必要になるらしい。
それはいいのだが。
「おかえりなさい」事務的、いや機械的に迎える声。
訓練したのかというほど揃っている。
社の従業員とはいえよそのビルから来た私には「ただいま」はおかしい。
とりあえず「おつかれさまです」とだけ返事をしておく。
