黄金ではない週間

世間様ではゴールデンウィークだとか大連休だとか言われる今日この頃。
去年の今頃は暇だったように覚えているが、今年は意外と忙しい。
自称「毎日が月曜日」の私らしく?ここ一週間は休みなく働いている。
黄金が掘れるほどの実入りでもなさそうなやや渋い案件ばかりではあるが、
まぁ退屈が苦手な私にはちょうどいいのかもしれない。

底値意識(依存症)

カレーを作ろうと思ったら馬鈴薯がないのに気づいた。
あいにく今日は水曜日、近所の八百屋とお気に入りのスーパーは定休日だ。
致し方なく八百屋の手前にある某チェーンのスーパーを覗くと、
約600g入り248円とのこと。1袋せいぜい4~5個なので、1個50円で買えない。
特別栽培だとか顔が見えるだとかいうものをあがめる価値観が全くない私には、
1個50円で買えない馬鈴薯など許せるものではなかった
幹線道路を渡った先の市場へ八百屋を探しに行くことに。
#幹線の向こうは小さな店が多すぎて配置が飲み込めていない
ほれ見ろ、立派な馬鈴薯が3個で100円ではないか。
袋に「特選」と書かれているのはまだしも、大きさが立派だ。2個で十分だった。
先週こちらへ遊びに来ていた母いわく、折り込みチラシの内容だけでも十分すごい物価だとか。
チラシを発行する店は大規模で割高なところが多いのだが、それでも田舎より安いのだそう。
……東北の田舎より生鮮食品が安い町@関西。えらい(関西弁的な意味で)
そういえば近所に住む姑にも「そこの物価に慣れたらよそにはよう行かんやろ」と言われていた。
ええ、よう行きませんわお義母様。

珍しい仕事

中国語訳のクロスチェック(文意等の確認)と和文英訳を受注した。
私は中国語と英語の翻訳を生業としているものの、
フリーランスの業務実績としては和訳専門だったので
いずれもかなり珍しい機会だったと言える。
校正を依頼されて他人の訳文を読む機会はしばしばあったが、ほとんどが和訳。
中国語訳の校正も経験がないではないのだが、だいぶ昔のことなので新鮮だった。
何しろ流石ネイティブだと感心させられる表現が多い。
この日本語を訳せと言われても私には書けそうにない中国語ばかりだった。
が、それでも数箇所は解釈の間違いがあったりして修正の仕事は成立している。
主語も述語もない日本語の自由さに困ったのか、訳文にだけ出てくる主語が間違っていたり。
固有名詞が一般名詞として処理されていたり。
和文英訳はフリーランスとして初めてだったので(以前は断ったり知人を紹介したりしていた)、
改めて日本語の自由さに困った。
機械翻訳するにも一筋縄ではいかない。
解釈しやすい日本語に直して英訳させても、そのまま使えそうな表現は出てこなかった。
あわよくば流用、と思っていたが、イメージ程度の参考にしかならず結構な手間。
時給換算千円は高いか安いか。