防災用品と言うほどでもないが、我が家では避難生活対策として飲食物を少し蓄えている。
2Lボトル入りの水3本、野菜ジュース(朝食兼用のため本数不定)、レトルト白飯5個。
そして、災害対策の一環として定期的にレトルト白飯を食べている。
特に防災用商品というわけでもないので、賞味期限が意外と短いからだ。
短いと言っても半年や一年ぐらいはあるが、いざというとき古くなっていては安心できない。
そのまま加熱しても量が半端なので、たいてい炒飯かオムライスに加工している。
炒めてちょうどの固さということは、ご飯としては少し固いのかもしれない…..
早起きでも不規則
朝刊記事の翻訳案件を始めてから1ヶ月あまりが過ぎた。
早起きになったかと言えばなったのだが、規則正しい生活にはなりきれていない。
夕食後、無性に眠くなることが多くなってしまったのだ。
抱えている仕事がなければそのまま寝てしまうこともある。
ダンナに到っては、いつでも寝て、気が向いたら起き出し、また寝るという始末。
何がどうなってこうなってしまったのか。
睡眠リズムを何とかする方法として早起きに期待していたが、何か違うらしい。
サービス改悪?
PayPalから下記のようなメールが来た。
非商用の送金が日本国内のみ廃止?
まぁPayPalで仕送りの需要などないので個人的に支障はないのだが、国内法の規定によりというのが気に掛かる。
最近イーバンクや新生銀行も手数料を実質値上げしているし、せちがらくなってきたわ。
まあ銀行の営業時間にATMを利用できる自由業者はあまり困らないとも云えるが。
We wish to inform you that effective 31 March 2010, you will not be able to send funds using the “Send Money” function for non-commercial transactions only, until further notice.
The changes to our personal payment services are necessary in order for us to comply with new regulatory requirements in Japan. This does not affect anyone outside of Japan sending money to any Japanese residents.
Please note that you will also continue to be able to shop online and use the PayPal services for the payment of goods and services as you normally would.
文旦
物心ついた頃から柑橘類が好きではあるが、特に好きなものというと近年では文旦である。
ありがたいことに近所の商店街で美味しいものが手軽に買えるため、早春には三日にあげず食べている。
ところがこの文旦、何故か知っている人が少ないということに気づいた。
同郷の友人もさることながら、中国の知り合いにも「それ何?」と聞かれ困ったことがある。
そもそも私が文旦を気に入ったきっかけは中国留学だったので、向こうでは普通に売られているものだと思っていたからだ。
文旦は文旦であって、上位概念など思いつかなかったのだが、中国語(の文化)で言えば「柚子」の一種らしい。
そう言えば年明けに台北で食べた文旦の名前は「西施柚」だった。
#「西柚」だとグレープフルーツになってしまうのが紛らわしい
中国でも「桂林柚」だったり「水晶柚」だったりして統一名称があるのかないのか分からない。
一種類の果物に複数の商標のようなものが付いているような気がするのだが、検証する術はない。
何しろ売っている人々すら気にしていないのだ。
対面販売で買うにしても「それちょうだい」と言えば済んでしまうので商品名は要らないと言えないこともない。
ただ、「文旦ちょうだい」と言えばたいてい期待通りのそれを売ってくれるので、「文旦」で間違いではないのだろうとは思う。
香港で見かけたときには「泰柚」と「Pomelo」が併記されていた。
流石にポメロではないような……
私が好きな果物は一体何なのだろう。改めて表現しようとすると詰まるのであった。
旨いハヤシ
レシピというほどのものでもないが。
ハヤシライスを作るとき、ハヤシルウ1:ビーフシチュールウ2で作るとコクが出ることを発見。
醤油を最後にちょっとだけ垂らすと旨みが増える。
そもそもビーフシチュー用とハヤシ用で何が違うのかいまだに分かっていないのだが。
ブラウンルウに野菜と肉の粉末やエキスが入っているところまで同じ。
原材料表示を見ても違いが分からない。
だが何故か混ぜた方が旨い。「美味しい」と言うより「旨い」。
前回まで(こくまろハヤシ100%使用)「何となく味が薄い」と言われていたのに、今回は大好評。
自分でも前回よりだいぶ旨みが増したのは感じた。
こくまろハヤシが口に合わなかったというのでもなさそうだが、何が当たったのだろう。
興味はあるが怖い
現住所に転居してこのかた、商工会議所に興味を持っているが何となく怖くて接触していない。
歩いて十分少々のところに事務所があるのでその気になればすぐなのだが。
地元商工会議所はかなりご丁寧なホームページを持っているのだが、私の関心事は載っていない。
会員が誰なのか、入会したら他の会員に自分を売り込む機会はあるのか。
と言うのは、翻訳会社を通さない翻訳の仕事がないか模索しているためである。
電話帳をめくって片っ端から挑戦するというのは度胸が要る上に効率的でなさそうな気がする。
そういうものを対面で斡旋してくれやしないかと期待しているのだが。
どうしてもネット経由で仕事を探すと中抜きが発生する。
翻訳会社が邪魔というつもりは決してないのだが、直接もらえる仕事があったらと思うのだ。
ネット経由や会社経由で受ける仕事は翻訳そのもののみで、付随する雑務はただ働きになっている。
しかし発注側からすれば、翻訳だけを仕事として切り離す時点で手間暇がかかっているはずだ。
もしかすると本来用途から切り離さないほうが訳文の精度も上がるかもしれないし、できる提案や業務の幅が広がるかもしれない。
そのためには潜在顧客と出会いたいのだが…腹案はあるのに話す先がない。
もどかしいのだが一歩を踏み出せずにいる。
ビジネス日本語
手元には「ビジネス日本語」の教本が二冊ある。一冊は大陸、一冊は台湾のものだ。
中国語圏の人々が日本語のいわゆるビジネス文書をどう解釈しているのかもさることながら、
日本語ネイティブの私ですら知らないような日本語の例文が色々あって面白い。
・未だ拝顔いたしておりませんが
・ご尊名はかねがね拝承しております
・ご海容ください
・ご勉強願います
・以上ご通知申上候
・概算でよろしゅうございます
・その非を天下に訴えたいと存じます
……意味は分かるが、どれも死語ではなかろうか。最後の例文は、そもそもそんな発言があるかという問題。
一発返還できるATOK偉い。
そのくせ肝心な所が間違っていたりする。
「まことに心苦しいお願いではございませんが」←むしろ厚顔。
「資金操作が繁忙をきわめております」←ワルイコトしてそう。
「発送済みのことと存じますが。」←「が」で文を終わるのは口語(電話)だけでは。
細かいアラを数え上げるときりがない。
振り返ると自分の中国語がどれだけ恥ずかしいのか想像に堪えないのでお互い様だろう。
確実に云えることは、例文の対を対訳として鵜呑みにしてはいけない。
教科書なのにな。
これぞカイロ
肩~背中の凝りが頭まで響くようになり、ダンナの手に負えなくなってしまった。
とはいえそこいらのマッサージでは碌に効かない。
一念発起してカイロプラクティックないし整体の受けられる施設を探すことに。
最終候補は自称「優秀なスタッフばかり」の院と自称「何でも言いやすい先生」が一人で診ている院の二箇所。
ホームページやらクチコミサイトやらを比較検討し、後者を試してみることにした。
雨で客足が鈍っているのか、平日の日中だからなのか、「ご予約はお早めに」と合ったが希望の時間に予約できた。
電話口でバスタオルを持参するよう指示される。
行ってみると、まずはパンツ一丁でそのタオルを体に巻けという。施術前にサウナへ案内されたのだった。
元々のぼせやすくサウナは苦手だったのだが、顔を出していられる形式のせいか意外と平気。
20分も入っていると自分でも驚くほどの汗をかいた。
タイマーが鳴って受付嬢が現れ、パイル地のワンピースを渡される。
汗を丁寧に拭ってから袖を通したつもりだったが、一部じとっとしてしまった。
整体ベッドで仰向けになり、タオルをかけてもらって待つこと数分。
特に挨拶もなく「先生」がやってきて検査だか視診だかを始めた。
私が起き上がるなり「首を左右、……上と下にも曲げてみて。……あ、動きませんね」
触られている箇所がナニスンノーと言いたくなるほど痛い。
肩胛骨のあたり、肘、二の腕の微妙な箇所を押されるたび痛くて仕方なかったのだがお構いなし。
「これ、骨ですわ。回しますね~。じゃ、仰向けにどうぞ」
よく分からない角度からよく分からない大きさの力がかけられている。
シャカシャカとこれまたよく分からない音がする。別に痛くはない。
足首をつかんで押したり引いたり?しかも手で押されて脚が負けている。
私の中では、この訳の分からなさがカイロだ。
痛くもなければ快くもない、よく分からない力の波にただ呆然とする。
それでいて終わってみると体が軽い。#そうでなければ意味がないのだが
「この歪みが治るには10回ぐらいかかりますね~」
そうですか、と素直に納得。
マッサージ屋と比べると些か高いが、しばらく通ってみることにした。
偏愛マップ
だいぶ昔に買った本だが、偏愛マップなる交際術が改めて面白いと思うようになった。
偏愛マップというのは、平たく言うと「自分の好きなものを何でも紙に書き出してみよう」という自己分析手法のようなもの。
・まず「好きなもの」を並べる
・たくさんある「好きなもの」から自分の考えや性格が見えてくる
・他人とも共通する「好きなもの」が見つけられれば距離は簡単に縮められる
といった感じのごく分かりやすい説明で、読んだ当初は「まさかここまで簡単なはずは」と思っていた。
が、最近ついったーを初めてみて「好きなもの」の強さが実感できてきた次第。
鳥が好きだ(特にインコ)という一点でつながっている人が予想(期待)よりずっと増えたのだ。
所在地も職業もばらばら(しかも嘘か本当かも分からない)、でも共通の話題で盛り上がれる。
さらにインコとまるで関係ない話さえ、さながら友人のように話し合えることも。
一昔前「他人様のいいところを探しなさい」といった教えをどこからか(たぶん新書)浴びせられたが、その苦行にはまるでついて行けなかった。
しかし「自分の好きなものを晒しなさい」は思ったよりずっと簡単で、効果的だ。
ちょっとだけ友達が作れるようになってきた気がする。
現実に戻った
愛鳥と戯れて寝て起きたら月曜日の朝。
日本の世間様は三連休の最終日なのだろうが、朝刊翻訳は本日も発生。
起床-ネット巡回-朝食-放鳥-仕事準備、とまあいつもの生活が始まった。
唯一の例外はダンナの不在。
いつもは二人で半分こするトーストを一人でたいらげ、愛鳥を出してやるとたいそう騒がれた。
どうもダンナをよこせと要求されているようだ。
適当になだめすかしてしばらく遊ばせ、強制収監して仕事部屋へ。もう奴の文句は受け付けない。
いつものように納品を済ませ、Twitterに目をやるとダンナが新快速に乗ったと言っている。
用事を終えて帰路についたようなので携帯メールで連絡を取った。
身繕いを整えて駅まで迎えに出ると、予想外の人出。
そうか、世間様は(以下略)。
昼食は駅前で済ませたものの、帰宅すれば全くいつもの一日。
これはこれで不満はない幸せな一日なのだが、敢えて日記にして公開するほどのものか悩ましい。
……と思いつつ他に書くこともないほどいつもの一日だった。