制限時間15分

雨なので買い物は往復ともバスで行った。
行きが最寄10:00発、帰りがスーパー前10:30発だったのだが
片道15分ほどかかるので、滞在時間は約15分。
今日のきのこドリアと明日の麻婆豆腐、朝食用のパンと牛乳……
かなり効率よく買いまわっても時間はぎりぎりだった。
とりたてて忘れ物はないぞ、と確認したものの。
ドリアを作り始めてから、副菜を忘れたことに気づく。
やっぱり制限時間15分では十分な買い物ってできないのかしらん。

別物なのに似通った仕事

久々に翻訳ではない仕事を受注。
昔の勤務先でご一緒したS社長から統計準備の一部を手伝わないか、と声をかけていただけた。
言語データを数値化する作業、とでも表現できるだろうか。
全体を俯瞰して、内容を分類して、記号化していく処理。
自由度がかなり高く、重要なのは「センス」なんだとか。
作業の骨子だけを聞いているとかなり翻訳に近いものを感じるので、好奇心もあって二度返事で引き受けることに。
少しでも私のセンスを買っていただけて非常に光栄。
うまくできたらおかわりもあるらしいが、まずは今の嬉しさに応えるためがんばろうと思う。

渋い仕事

「下記の点に注力して翻訳を進めてください。
 ①翻訳としての正確性(原文に忠実に!)
 ②固有名所、名称の正確な訳出(間違いは絶対×)
 ③銀行業務関連、IT関連の用語、専門用語の適切な選択
 ④読んで日本語として自然に流れる文章を心がけること。」
自分が言われたら確実に嫌になる客先コメント。ゴムリゴモットモ!
間違いは絶対×とか言いながら「固有名所」ってあんた……
幸い?これを言われたのは私ではない。
他の翻訳者が納品した日本語を見て客先が突っ返してきたとかで、何とかリライトできないかと頼まれた件の補足情報である。
で、リライト単価は平常より高め設定なんだそうだが、……翻訳のざっと3割。
正直あまりうまみのない依頼なのだが、
翻訳会社の担当者が「お願いさせていただけないでしょうか」とまで平身低頭だったので引き受けてはみた。
問題の納品ファイルとやらを見てみると、どうも明らかな誤訳は見つからない。
しかし何だか書き方が幼稚というか学生っぽかった。
恐らくは文体の不統一みたいなフインキでダメ出しをくらったのだろう。
……そもそもたかだか1ページの文章で4点も漠然と指摘するというのが呆れる。
具体的に指摘したほうが簡単に直るであろうし、突っ返すまでもなく自分で直せばいい量なのに。
無駄に伝言ゲームを始めて追加出費してやいないかと他人事ながら心配?になった。
折角の教育的指導もこうして赤の他人に読まれているわけだし。
#多分そもそもの翻訳をした張本人には届いてもいない

傘を買うと雨があがる法則

実際100円ショップで傘を買ったらにわか雨がやんだのは置いておくとして。
待っていても仕事がこないので性懲りもなく兼業しようかと派遣会社に顔を出してみた。
午前半日もかけてスキルチェックとか称する知らないことばかりのテストの山。
帰ってみるとあ~ら不思議、一件翻訳進行中の会社から再び引き合いが。
しかも昨日の案件より倍ほど多い。ほくほくっ。
動くと結果がついて来る、といえばかっこいいが、何だか連動しない結果がついて来てるような。
おまじないついでに短期派遣の仕事は請けてみようかとも思っている。
ま、採用側にも断る権利はあるみたいだが。

こまうす

折角ちょっと量のある案件を受注したのに、マウスの機嫌が悪い。
カーソルを動かすことはできるのだが、左クリックが利かない。
こじ開けてみたら……液状のペレットが異臭を放っていた。
写真はグロいので自粛。
これはこのマウス、こまの生贄に捧げるしかないな。
業務用のマウス明日にでも買おうっと。

すごいカバー版

デーモン小暮閣下(「閣下」まで含めてフルネームらしい)のGIRLS’ ROCKを聴いてみた。
アン・ルイスから中森明菜まで、物心ついたか否かの頃かかっていたポップスがカバーされたアルバムなのだが
編曲したのが北欧のメタルバンドなんだそうで、音のつくりがかっこいいったらない。
知っていたはずの歌がまるっきり違う音楽になっている。そもそも原曲を覚えていないもの以上に驚きが大きい。
ふと思った。歌詞こそ日本語のままだが、楽曲は翻訳されているのではないか?
既に作品として成立している曲がCodeのAnders Rydholm氏なる人物の解釈で別物になっている。
これは日本のポップ/ロックを彼がスウェーデンのメタルに訳しているということなのではないか?
そして、否しかし、恐らくこの作品群はRydoholm氏のものではなく閣下のものだと認識されているだろう。
名前が明記されているところこそ違うが、「顔」が表に出ないあたりやはり翻訳業に近いものを感じる。
原曲を知らない今の若い人たちが聞いたら(聞くかは分からないが)、古い歌とは感じないだろう。
同じように、きっと訳文だけを見ている人々もそれが中国語や英語だった頃のことは感じないはず。
感じ取らせてしまったら一種の負けだ。
こんなかっこいい仕事が私にもできたら、と思う。
畑は全く違うが、何か通じるものを感じる限り。信じられる限り。
……これって悪魔からの啓示なんだろうか?

初期化するのも楽じゃない

旧・愛機の歪みを午前中に修理。
来てくれた担当者によると「ありえない金属疲労」だったとのことで、
背面パネルを総取替えの大手術?となった。
見た目が直ったのを機に、オークション出品すべく初期化を開始。
買った当時のWindowsXPはSP1だったので、SP2が入っている状態からは一旦ダウングレードとなる。
……はずが、ダウングレードなのでできないと警告に阻まれ、あっさり挫折。
更新を外してやっとこさ入れ直したが、今度はデータフォルダが消えていない。
色々と試行錯誤すること実に2時間。
ようやくハードディスクの初期化に辿り着き、またしても延々と作業。
そして再びSP2を入れるのにまた1時間……「手垢」を消すのがこんなに大変だとは。
昔の機種はここまで手間じゃなかったのに、何が違うんだろう。

情報商材の書き方の本

「小冊子で稼ぐ!」とかいう本を読んでみた。
いわゆる情報起業、情報商材のノウハウ紹介本なのだが
循環参照というか自己言及的というか、この本そのものが情報商材臭ぷんぷん。
ノウハウ本なのに具体例がない。惹句だらけ。
そして見出しの構成からして既によくある情報商材の書式になっている
……と気づいたのは読み終わった後だった。

泡わわわわ

微妙に近所の温泉に行ったついで、
カネボウ改めクラシエの「いち髪」サンプルを使ってみた。
私は髪が長く量も結構あるので素洗いしてから一袋(12ml)全部を手に取った。
低刺激性のシャンプーだとだいたい泡が死んでしまうところだが、
泡立ててみてびっくり。もこもこと髪が持ち上がってきた。
拳大の塊を5回は搾り取ったと思う。
流すのが大変だった。

目立たない惨状

近所の図書館へ行った。
いつもは一般書のフロアしか見ないのだが、ふと気が向いて雑誌のフロアへ。
公務員受験ジャーナルから「なかよし」「ジャンプ」まで、思っていたより豊富な品揃え。
ただ残念なことに、ところどころ欠品が生じていた。
貸し出し中ではなく、「紛失多数につき、希望者はフロントまで」となっている。
全体の二割ぐらいその状態だった。
ファッション誌に至っては「切り抜きも弁償の対象になります」と痛々しいカバー付き。
……ここ、そんなに民度の低い地域だったのか?
かく言う自分も決してお上品なクチではないが、図書館の本に線を引いたり傷をつけたりしたことはない。
気に入った記事があったからといってそこを切り取るというのは理解できない。
コピー機だって近くにあるし、携帯で撮影してもいいのではないか。
著作権法違反かもしれないが、器物破損ないし窃盗よりは幾分ましな気がするのは私自身が一読者に過ぎないせいだろうか。