新橋

日比谷図書館へ言語学の本を借りに行った。
図書館を囲む公園では既に蝉の声が。
こんな都会にこんな緑があるとは、と行く度に思う。
行きも帰りも新橋駅を利用したのだが。
新橋の街は滅多に来ないが、相変わらずでほっとする。
ごちゃごちゃしていて、どこかオヤジ臭くて、特に魅力的ではない。
しかし新宿やら渋谷やらには感じられない落ち着きのような何かがある。
現実だけが目の前に転がっている感じとでも言うべきだろうか。
飛躍した夢のようなものが辺りに見当たらない。
夢、ありゃいいってものでもないのかも。
そんなことをふと思った。

未経験者でも応募できる求人情報

在宅インターン募集
国際ビジネス支援をしている株式会社グローヴァの求人企画。
実務経験がないのでまず「とっかかり」が欲しい人には強力な助け舟となる、
用語集や訳例集の作成、校正やチェックなど未経験者でも応募可能な案件の紹介。
何といっても本物の翻訳原稿を目にできるのが一番の収穫では。
ちなみに2006/07現在、募集原語は英語のみ(え~)。
……どうしても他言語は市場が小さいのね。

翻訳学校

語学学習と翻訳学習は似て非なるもの。
外国語で書かれている意味が解ることと、その日本語版が書けることは実は違う。
例えば中文和訳の場合、単語を全て訳すと日本語らしくならない場合がある。
そういった概念やコツなどを体系的に学ぶには、専門のスクールが一番。
別項「なるには本」のデータ集に主なスクールの一覧がある。

翻訳ネットワーク・アメリア

知る人ぞ知る翻訳関係で最大級のネットワーク。
入会金・年会費がかかるものの(むしろそれゆえに)、無駄な情報が少ない。
協力会社(翻訳会社や翻訳者を必要とする他の企業)からの求人があると
メーリングリストで知らせてくれる。
英語以外の求人もたまに出るが数としては期待できないので注意。
出版社への企画持ち込みコーナーもあるので、それでも入会の価値はある。
会員紹介ページ

まだまだ兼業っぽい

更新頻度が落ちてきたこととは全く別に、この日記を辞めるかしばらく考えていた。
というのも、先月までで勤務先を辞めたので、今や兼業ではないはずなのだ。
はずなのだが。
やっていた仕事がかなり特殊(人には「マニアック」と言われる)なので、
後任の人が独り立ちできるかまだ自信がないと言っている。
あいにく私にしか説明できない事柄ばかりが残ってしまっているため、
引き継ぎの残務として毎週1回ずつ顔を出すことになったのだった。
ただ、今月からは翻訳が本業らしく見える時間割になっている。
週に3回は翻訳の客先に顔を出すことになったし、
1日は全くの予備として予定なく置いている。
当面は役所やら銀行やらに行くだけでつぶれていくだろうが……。