これがプロの日本語かいな?

普段お世話になっている翻訳家向けソフト、TRADOSは数年前SDL社に買収された。

それ以来、年に数回SDL社からキャンペーン案内のようなものが来るのだが。

翻訳者の皆様へ

来たる9月30日(火)のインターナショナル翻訳の日を祝して、私達は専門用語集の管理について、アンジェリカ ゼファスとともに専用のウェビナーと特別な提案をご用意いたしました!

こんなひどい日本語、プロが書いたとは思えない。
たとえ神聖不可侵なる原文があって、めいっぱい素直に忠実に訳出しようと努力した、としてもだ。
よりによって配信の相手はプロの翻訳者のはずである。
我々(翻訳者)はツッコミを期待されているのだろうか…?
ちなみにSDL社は翻訳会社である。

副業ふたたび(おかわり?)

日曜に電話が鳴るとは珍しいと思いつつ出ると、例の先生からだった。
例に倣って話も唐突、かつほぼ既定事項。
夏に手伝っていたデータベース変換の規模が拡大したとかなんとかで、
「Accessのバージョンいくつだっけ?1GB制限あるやつ?」
ありますが何か。(1GB制限:ファイル容量が1GBを超えると操作が利かなくなる)
普通、フリーランス翻訳者がAccessなんて持っている方がむしろおかしい。
翻訳仕事に使う機会なぞ全くないし、会計管理にも専用ソフトがあるので出る幕はない。
「ま、難しいことはよく分からないからうまいことやって」
そう来ると思いましたよ、ええ。
「DVD何枚か送るから、住所メールして」
引っ越しましたハガキをいちいち探せと言うほどケチでもないのでメールすると、
その返信で「10GBぐらいあります」……10GBって。
どのぐらいの量かというと、私のここ5年間の翻訳仕事全部の4倍以上ある。
元データのテキストだけで10GBということは、作業時に必要な容量は軽くその倍はあるはずなので
俄にHDDの容量が心配になった。
愛機本体のHDDだけでは心許ないので、外付けHDDを持ち出しておもむろに大掃除。

癒されない痛み

肩こりが苦痛になってきたので中国整体院なるものを訪れてみた。
似通った名前や業態の店が密集した地区だったので迷子になったのはご愛敬。
問題は、余りにも痛い(←過去形ではない)こと。
帰ってきた今でもその指の跡が痛いのはもしや内出血?
私を担当してくれた人は日本人らしかったのだが、「痛い」と言っても「そうですか」で続行。
過剰に無口で、こういうところによくある「どこそこが悪いんですね」の解説もなかった。
全身あちこちが悪かったのか、痛みに過敏(我慢がない)のか、一体どうなってるんだ私。
ふと、痛さのせいで全くリラックスできなかったことに気づく。
当初の目的は肩こりの緩和であって別に癒しは求めていなかったと思うのだが、
意外にないと不満なものなのだな、と他人事のように眺めているところ。

理系な美容師

美容学校に理系も文系もないのは百も承知の上。
敢えて野田にあるact Acors吉岡さんはいい意味で理系だと主張したい。
大阪近郊で美容室を探している「美容室でのおしゃべり」が苦手な人には全力でおすすめ。
・すばらしく手際がよい
 動きに無駄がなく、カットの手さばきなどは見ていて飽きない鮮やかさ。
 全く迷わず鋏を進めている感じがする。
・わかりやすい言葉で受け答えしてくれる
 髪型の変更提案をしてくれたのだが、難解な用語が全くない。
 「ここまで切って、ここからこう出します」と鏡で分かりやすく説明してくれる。
 素人でも理解しやすく、後で検証することさえ可能。
手入れのしやすさを気遣ってくれる
 リンク先にも紹介文があるが、
 「ここは切る」「ここは残す」の判断材料に手入れのしやすさも入っている。
 簡単なセット方法やアレンジも教えてくれた。
・気取っていない
 たまにいる(そしてとても苦痛に感じる)人好きぶりっ子な感じがしない。
 挨拶程度のやりとりはするが、薄っぺらい会話をふってこないでくれる。
 かといって気まずい沈黙が流れたりしないので安心できる。