知るための知識

古い上に初級なのだがシステムアドミニストレータ資格を持っている。
同業でも情報処理一種の取得者がいる中で決して誇れたものではないが。
持っていて役に立った、取ってよかったと感じたこともないが、実は役立っている。
いわゆる試験勉強をした経験そのものが、あらぬところで力を発揮するのだ。

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見出し乱され

書名だけで『英会話不要論』なる本を手に取った。
英語教育の歴史と現状、言葉の壁のあちらとこちらが丁寧に説明されていて面白い。
が、行方先生が英会話が不要だとは主張されているようには見えなかった。
今回はいい方に裏切られたが、書名や帯だけで本を買うべきではないと反省。

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よその切符

実家の最寄り駅がJR常磐線なので、帰省には「えきねっとトクだ値」を常用している。
多少の制限事項はあるものの、場合によっては回数券より割安になりありがたい。
個人的に引っかかるのは「特急券と同一区間の乗車券がセット」という売り方。
都内にいる時は気にならなかったが、「都区内」を出る下車駅だとややこしいのだ。

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慰める奴はそもそもいない

幸か不幸か歌詞の翻訳をした経験はないが、かなり難しいのではなかろうか。
ただでさえ言語が変われば同一の意味内容で音節数が変わる。
しかも日本語は「最後まで聞かないと意味が分からない」。
歌詞のように旋律の都合で間が空いてしまう場合、区切りを変える必要もありそうだ。
更に、言語の性質上、情報量の調整も要る場合がある。
そんなことは(散文であっても)当然と認識しておいでの方は多かろう。
ただ、その目を他人でなく自分の手元に向けることができるか。
できている証明を訳文だけでできるか。
恐らくそこに「語学のできる人」との差が出てくる。

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