スペシャリストな友達

手足のむくみが気になって仕方なかったので、カイロプラクターの友人に相談した。
午前中なら時間を取ってくれることになり、電車に揺られること小一時間。
(本来もうちょっと早く着くはずだが、通勤ラッシュを避けて遠回りした結果)
東洋医学的アプローチらしく、かなり左右や心身のバランスに注目された。
曰く左半身が相対的に弱い?のは精神的な疲れやストレスとのこと。
「痛かったら言ってね」と声をかけてくれたはいいが、痛い箇所が余りに多く
「あ~、ここは痛いよね。ま、でもちょっとだから」と流されることも数回。
悪い部分のツボは他の箇所より痛くなるのだそうだが、それにしても……。
相当がんばってほぐしてくれているのだと思い強さを聞いてみたところ、
特に力はかけていないとのこと。さわる程度の刺激でもツボだけは痛いのだ。
痛いのを嫌がる客も歓迎しすぎる客もいるとのこと、薀蓄がかなり面白い。
むくみや体の歪みを軽減するストレッチ法なども教えてくれた。
二時間半ぐらい色々してもらい、さて効果を検証してみると……。
手指のむくみがとれて曲げ伸ばしが楽になったり、埋もれていた鎖骨が浮上したり
中でも驚いたのは、肩こりがとれた跡が見えたこと!
首と肩の間が盛り上がっているのはそもそもの体型がなで肩なせいだと思っていたのが
いつの間にやらぺたんと引っ込んで首が少し長く見えている。
私「……ここに何が詰まってたの?」
友人「こり」
私「悪い血とか毒とか?」
友人「(苦笑)炎症が引いて細くなったようなもんだってば」
何だか狐につままれたような。でも楽になったので嬉しいことに相違はない。

寒天ゼリー

最近「こゆずと寒天」ゼリーが気に入っている。
こゆずという果物を生で見たことがないのだが柚子と八朔の中間のような味。
で、一方の寒天なのだが。寒天の入ったゼリー。寒天の塊が……あれ、ゼリーは?
ゼリーを固めているのは増粘多糖類。寒天でいいぢゃん。
よくあんみつに入っているようなひし形の寒天がゼリーの具になっているのだ。
麦飯の麦より違和感があるのだが、何にたとえたらちょうどだろうか。

中身がな~い!

メールに添付ファイルを付け忘れたまま送信するへまは私もよくやるが、
やられた方って実は怖いもんなのねと実感。
納期が決まっている海外の仕事を受注できたのはいいものの、
「添付の訳お願いね」って添付ないじゃ~ん!
「見つからないから再送して」とは頼んでみたが、既に一時間経過……
納期の余裕は意外なところで重要なんだと再認識させられた。

手巻き式ピアノ

先日オークションで競り落としたおもちゃが届いた。
その名も「手巻き式ピアノ」。
一般名称はおそらくロールアップピアノまたはロールピアノだろうと思う。
柔らかく凹凸の少ないキーボードを音源部に巻きつけて収納できるという代物。
これがまた胡散臭い。
・メーカー名の記載がない。
・保証書はある。でもメーカーが分からないのにどうやって?
・日本語がことごとく惜しい。
「新しくくっつく技術、離れにくい、巻き収まるのは簡単だ。」
「その内部構造には最新の粘着技術が入っていて精密なものです。」
「キーボードが正しく操作できないの恐れがあります。」
機能(性能?)自体も電子ピアノには程遠い反応速度で、
両手で弾いても和音に聞こえない。
ま、単音で音階が聞き取れるだけよしとするか。

国際営業?

取引先がお盆休みなせいか、引き合いが全く来ない。
ふとお盆なのは日本だけだと思いつき、世界最大といわれるProZ.comへ登録してみた。
登録項目の多いことといったら、経験分野だけでも最大30件。
売り込み文句やキーワードも英語で書くことになっている……英語。
中文和訳の仕事が欲しいのに自己紹介は英語。
翻訳仕事そのものより疲れたのは言うまでもない。

東京の夏休み

ダンナの用事に付き合って日本橋~大手町方面へ出かけた。
電車と駅はポケモンスタンプラリー渋滞。
12日までというので追い込みなのだろう、親子連れが各駅で長蛇の列。
平日はおばあちゃん大活躍といった趣のスタンプラリーだが、流石にシメは両親か?
反して駅を出るとどちらの街も嘘のように静まり返っている。
なるほどこれが帰省ラッシュの跡なのか。
ただでさえ東京駅近辺は土日のほうが人気は少ないが、今日は驚いた。
そんな空気だけ熱い大手町に集まった男衆四人。
この人たちも十分以上に熱かった。
詳しくは分かっていないこともあり私ごときに記録できないが、
新規事業について飲み屋で相談したり語ったりという場に顔を出してみたのだ。
必要な技術がどうこう、広報がうんぬん、資金計画は……と盛りだくさん。
話している間に二人も増え、更に盛り上がった。
恥ずかしながらどの分野の知識も皆無なのだが一丁前にかなり口を挟んでしまった。
咎める人もいなければ険悪な空気にもならなかったので好き勝手に喋っていたのだが
どうも場の要件は「前向きであること」「やったもの勝ち」だったらしい。
時には各人ばらばらに、時には集まって、一つの?事業を進めようとしている。
この輪に入れてほしいな、私に何かできることはないかな、と素直に思った。
すごい人たちがすごいことをしようとしている。
いい力をいただいてきた。

最低限の良識?

最近、ネットスラングなるものについて行くべく(?)時々2ちゃんねるまとめサイトを見ている。
#2ちゃんねる本体は何だか怖いので見ていない
独特すぎる文化について行きかねたり、意外と同意できるコメントを発見したりで
面白いと思い始めた矢先、今日の「痛いニュース」。
民主党議員平岡代議士の政策秘書が自身のブログにひどいことを書いたという話題。
そのブログ本文については何をかいわんや、であるが「ニュー速民」達の反応が素敵だった。
「便所の落書きと自分のブログを区別できないのかこいつは」
前者、割と有名な2ちゃんねる自身の比喩である。
個人の中傷やらネットスラングの連発やらといった書き込み(多分)を
書いていい場とそうでないところを区別せよと言っているのだ。
代議士秘書を名乗って開設しているページは仕事直結であり公の場なのだから
「大人の態度」をしておけ、と。
当たり前といえば当たり前の指摘なのだが、この連中が言うのか……。

最速記録

翻訳仕事の取引先を増やすには、よくある就職活動のようなことをする。
登録翻訳者の公募情報を探し、履歴書を送ったりメールを出したりするのだが。
久々に新規求人を見つけたのでその指示に従い履歴書と経歴書を送付すると、
1日でトライアル(採用試験)課題が届いた。
ここまでは、そう驚くに値しない「対応が早い会社」なのだが。
時間があったので回答を作成し返信したところ、50分後にまたメールが来た。
てっきり受領連絡が来たものだと思っていたので気軽に開いてびっくり。
「ぜひ登録を」って、採用通知?1時間たらずで?
驚きのあまり返信に希望条件を添付し忘れたという言い訳はありだろうか。