めくるめく海賊版携帯の世界

ちょっと前、iphoneならぬlphoneなるものが一部で話題となっていた。
ふと思い出して今更ググってみたところ、その名も山寨機網というものすごいサイトを見つけてしまったので紹介。
「山寨機」というのは「海賊版」「ぱちもん」を指す用語。
そんなに堂々とドメインまで取って晒すとは、中国ってすばらしい(棒読み)。
検索でたどり着いた記事は、海賊版iphoneが有名タレントをCMキャラクターに採用(超訳)というものだった。
その記事の冒頭にこれまた面白いことがしれっと書いてある。
「海賊版iphoneはたくさん見かける。Appleならぬオレンジだとかモモだとかciphoneやらhiphoneやら、ほぼ何でもアリだ」
誇張表現ではなく、実在する(売っている)のだ。
Appleならぬオレンジ「iorgo」
ciphone
因みにこの山寨機たち、lphoneは分からないがOSはWindowsMobile6.1だそうだ。
意外とまともに動いたりして。

旅の手配

中国の本は取り寄せる方法が確立できたものの、台湾の本はいまいち手に入れにくい。
繁体字圏(香港・台湾・マカオ)では出版物を互いに流通させているようなのだが、日本へ取り寄せとなると、どこからも送料が高く付いて割に合わない。
高い費用を払って中身が除けない通販に頼るより、自分の足で探した方が得ではという気がしてきた。
もともと旅行をするのは好きなので、早速ながら年明けに出かける手配を検討。
JTBの海外旅行商品を見ようとしたら、トルノスなるグループサイトを発見した。
今回はJTB本体のツアーで間に合ったため利用しなかったが、トルノスはかなり便利(そう)だ。
・格安航空券、正規料金航空券いずれの手配もできる
・各種航空券の空席状況が分かる(空席ありの便しか検索されない)
・同内容のパッケージツアーがあればそちらの空席も表示される
・宿泊先の選択肢が広い
これだけの機能があれば、一人旅でもかなり合理的に設計、手配できる。
えてして手配旅行(自分で交通手段と宿泊先を手配するもの)はパッケージツアー(旅行会社があらかじめセットしているもの)より割高であるが、一人旅の場合は前者の方が得になることもある。
まして最少催行人員の心配も要らない。
漠然と観光を考えている人ならともかく、自由時間を最優先する人にはかなりお勧め。
似通ったサービスに全日空Webフリープランというのもあるが、路線などの条件がやや限られている。
空港から宿泊先まで送ってくれるサービスが嬉しいかな、というところか。
#昔たった一度だが白タクで怖い目に遭ったことのある私には魅力的

タイムトライアル本番2日目

やっと終わった。以下、愚痴。
今回の受注は昨日と今日の2回分なので、ようやくこの緊張から解放される。
それにしても、わざわざNotesのシステムにアップロードさせる意味が分からない。
折角アップロードしたのに、20分も経ってから(納期が過ぎてから)「まだ来てないよ」と電話があった。
メールで送ってと言うので送ったはいいが何とも納得いかない。
だったら最初からメール納品を許可なり指定なりしてくれればよかったのに。
納期に遅れたのは私ぢゃないんだってば。で、誰?

東北の片隅出身ですが何か

愛国心が足りないだとか、日本(人)に誇りが持てないだとか憂う御仁が多い昨今。
ふと思うのだが、日本国の前にオクニを忘れていないだろうか?
私ごときが郷土愛について語れる筋ではないのだが、田舎者は田舎者であることに誇りを持っていいと思う。


学生の頃、畑に植えられているナスとトマトを識別できただけで、クラブの先輩に「流石、田舎者は違うな」と言われたことがある。
その時は侮蔑されているのだと感じ無駄に傷ついたが、実は本当に感心されていたのかもしれない。
ただ、少なくとも当時は、田舎者だと他人に再確認されるのが何故か悔しかった。
どこでどうすり込まれてそうなったのかは分からないが、田舎者であることが厭だったらしい。
この年になってから、むしろ恵まれていた(いる)のだと思えるようになった。
別にナスの花とトマトの花を識別できなくても、大学受験に影響はない。実際、前述の先輩は優等生だった。
でも、識別できたら、次はどちらが先に熟すのかを知ることができる。
そういうことの積み重ねで食べ物の旬が分かる。
食べ物の旬が分かる、ということ自体が実はもう「流石」と言われる「資産」や「スキル」になってしまっているのだ。
流通やら産業やらの発達で、いつでも何でも手に入り口に入るご時世となって久しい。
それでも生鮮食品は旬のものを食べた方がおいしいのも事実だ(と思う)。


そんなふうに、田舎者だからこそ知っていること、できることというのも存在するはずだ。
同様に、都会に生まれ育ってこそ、ということもあるのは否定しない。
自治体の利害関係としては都会と田舎なる対立軸があるのかもしれないが、住民個々人がそれに乗る所以はないし、どちらが善でどちらが悪というものでもない。
それが何故か、田舎者(特に東日本出身者)には引け目がある。
その引け目の集合体が今の首都、東京の姿ではないだろうか。
大阪は都会の割に、地元を平然とさらせる空気がある。
「それは大阪も地方だからでしょ」と思う東京の方、あなたの田舎は?
あってもなくても人それぞれだが、卑下するものではないでしょう。
それだけ。

タイムトライアル本番

……やっと一日目が終わった。
短い故に長い一日だ。
「予行演習」が先週あったものの、やはり本番は緊張感が違う。
そもそも送られてくるメール自体が
「ナルダケ早ク訳シテネ」
「届イタ?返事クレ」
しか書かれていない(1件に1行)。
当初の説明が丁重だったことから、この担当者がぞんざいな人でないことは知っている。
まぁ私もメール本文には「納品します」ぐらいしか書いていない訳だが、
返事も当然?「届イタ。サンクス。」だけだった。


これが少なくとももう一回ある……
それなりにやりがいもあるし勉強にもなったが、モウヤダ。

普通のゲーム

自宅にはPS2とWiiがある。
簡単なRPGの類は私もよく「レベル上げ」程度に遊んでいたのだが、最近そういうものが減ってきた。
基本操作が難しかったり、反応の早さが必要だったりと、上手下手が出てしまうソフトが多い気がする。
アクションものやシューティングものには昔からそういう作品もあった。
しかしWiiが出て以降、そういう作品だらけになってしまったのではないだろうか。
WiiやDSでは利用者の裾野を広げるために従来と違ったゲームを、とかいう話は聞いたことがある。
しかし「違ったゲーム」ばかりになって追い出されてしまったのは私だけだろうか。
ゲーマーと呼ばれるほどの人々はPS3なりXbox360なり、新しい機種でそれなりに遊べるようになっただろう。そういう機種では難しそうな作品がかなり出ている。
それはそれでいいのだが、従来の、かつ「ゆるい」ゲームが好きな層は最早お呼びでないのだろうか。
元々それほど難しいゲームにのめり込むような遊び方はしていなかったが、それでもPS2まではおもちゃがあった。
そのPS2もPS3が出て以降は新作ソフトがない。
新作が出ないこと自体は当然と云ってもよかろうが、中古ソフトの流通量も減っているのは寂しい限り。
何だかゲームからというより市場経済の一部から追い出された気がしてならないのだ。

言語といえども

我がダンナは5~6言語を使えるらしいが、いわゆるマルチリンガルではない。
そっちの世界で云う「言語」は英語やら中国語やらといった対人言語とは全く違う。
曰く、Web開発界隈で1言語(プログラミング言語)しかできない人はつぶしが利かないらしい。
それぞれに構文などの特徴もあるらしいが、各言語の性質から来る得意分野で使い分けるのだそうだ。
無理やりこっち(翻訳側)の世界に話を持ってくると、アプリケーションソフトのような存在か。
Wordしか使えないとExcelで原稿が来たとき困るとか、mifが読めないとか。


人材コンサルタントに転職相談を申し込むと、「使用言語」を問われることがある。
登録用紙への記入欄が複数あって面食らった経験を思い出したが、考えてみればそういうことだったのか。
プログラミング言語と明示してくれれば、そこに中国語なんて書く失敗もしなかったのに……。

迷い出すときめられない

先日「イラストの描き方を習おう!」と思い始めたのだが、なかなか話が進まない。
・カルチャースクールの定期講座は4月/10月から
・1月開講のスクールは画材費用がかかりそう。#実際はパソコンで描きたいのに
・専門学校は学費/時間の負担が重い
・通信講座ならば学費/時間の負担は軽いのだが、続かないのは目に見えている
とまあ、「やらない理由」「できない理由」ばかり積み上がって不健全な状態になっている。
あげく「そこまでして習いたいんだったっけ」というところまで思考が巻き戻ってしまい我ながら始末に負えない。
やはり最初の一歩が一番難しいということなのだろうか。

しょうもない、故に深刻?

ここ数年AUの携帯電話W43Hを使っているのだが、最近しょうもない悩みが出てきた。
携帯宛ではないから致し方ないのだが、英語や中国語のメールが来るのだ。
(要は外出先でGmailを使いたいだけなのだが)
・中国語は表示さえできない。日本語にない漢字がすべて「?」になる。
・英語は読めるが書けない(書けたものではない)。


前者をどうにかするには、いわゆるスマートフォンにすればよいらしい。
・iPhoneでは入力も表示もなんら苦労なくできる。
・Windows Mobile ベースの機種なら中国語に対応させる方法が出回っている。
ただし、
・iPhoneはソフトバンク網なので、田舎では使いにくい。
・AUのスマートフォンでは、普通のAU電話なら使えるCメール/Eメールが使えない。
どちらかといえばiPhoneが有利か。それにしても悩ましい。


後者については、「テンキーからの英語入力」が問題だと言い切ってもよいので、
AU対応の外付けキーボードを買ってしまうという力業が存在する。
いかんせん
・携帯電話よりキーボードのほうがでかい。本末転倒?
・使う機会がそうそうあるとは思えない(これは中国語でも同様)。


しょうもない贅沢な悩みなのだった。

そういえばそんなこともできました

R社のTさんから「副業のご相談」なるmixiメッセージをもらった。
「csvを取り込んで規定のexcelフォーマットに出力するマクロを組んでほしい」とのご相談。
そう言えばここ3年ほどその手の業務はしてこなかったが、在職時はちょこちょこやっていたのだった。
マクロを組むことそのものが業務だったことはないが、便利なのであれこれ自作して使っていた。
そちらの腕を見込まれるというのは意外だったが、A社N社R社の方々から見れば私はそっちの人材だったので考えてみればおかしな話ではない。
いわゆる特定26職種のOA事務というやつだ。
世の中には同じ名目で採用されて庶務に回される人も相当数いるらしいが、私には幸いその経験がない。
「電話に出なくていい権利」をくれた上司さえいた。
#結局そこの電話は誰もとらないのでうるさくてとってしまうことは多々あったが
たいてい「インプット」「アウトプット」と称する手書きの妙な紙を渡されてその「インプット」(が意味するもの)を「アウトプット」の体裁で何らかの電子ファイルにする、というかなり純然たるOA事務。
と括ってしまうと身も蓋もないが。
自由裁量なのか無責任なのか、「アウトプット」をまとめる方法は問われたことも指示されたこともない。
だったら単純作業はパソコンにやらせようか、という動機で自作の「お道具」がいくつか積み上がっていった。
使い捨てでない「お道具」達は説明書をつけて後任者へ引き継いだりもしたのだが、流石にもうどれも残ってはいないだろう。