兼業歴など

この日記は昔から公開しているので多少の言及はあったかもしれないが。
実家を出てから独立を決めるまで派遣社員やら契約社員やらとの兼業が長かった。
いまだに時折もらえる案件を除くと、ほぼ「パソコン番」で語学と全く関係ない。
全角文字列より数字のほうが多く目に入っていたのではという時期すらある。

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意外な縁

ぶつくさ残業していたら、周りの人々が次々と帰ってしまっていた。
気づけば現場に残っていたのは私ともう一人。
色々な意味で疲れて限界に達したので、もう帰ろうかという話になった。
方面が一緒なので最寄り駅まで話しながら歩いていると、
ちょうどお互い夕飯の支度が要らない日だということで道すがら食べに行くことに。
仕事そのものの愚痴から身近な人への賞賛まで、一時間は話しただろうか。
最年長を自認しているのか物腰柔らかに話を聞いてくれる人で、
食事をしているのも気分がよかった。
おまけに、おごってもらってしまった……
別会計にしようとすると、「いいの、明日お誕生日なんでしょ」と。
意外な人に一番早く祝ってもらってしまった。

餌付け

そもそも私が今の現場にやってきた時点で後半工程なのだが、
作成している本の初校が今週末に迫っている。
先週までは割と定時どおりに変える人が多かった現場でも今日はほとんど全員が残業。
・お題「5章と7章の一部レイアウト修正」
私ともう一人のスタッフでどちらを担当するかじゃんけん。
珍しく勝ってしまったので分量の少ない(と思われる)7章の作業を引き取る。
そのとき「手伝ってもらえるだけでも嬉しいから”ぐーぴたっ”あげる」
クッキーをいただいた。
隣の人からもキャラメルをいただいた。
案の定、私が7章のお題を片付け終わっても相方は絶賛作業中。
クッキーの恩義もあるので?声をかけると
「あらそんな悪いわぁ。……でも”ぐーぴたっ”あげたし」
ということで、5章から1ファイル分を引き取ることにした。
手伝うもなにも本来このチームで誰がやるか決まっていなかった作業なのに
私財を投じて(笑)餌付け(笑)する人が、しかも複数いるとは。
残業代は別途しっかりもらうのに、なんだか二重取り?
……お返しに差し入れ考えておこうかしらん。

人が壊れる

現在の兼業先?はマニュアル作成現場。
理系出身でない私がモノ作りに携われる素敵な場、のはずだが。
開発部門とも客先ともいまいち連絡がついていないらしく、
あるのかないのか分からない機能がちらほら。
旧版の文と現在の開発画面を代わる代わる睨んでいるうち
車酔いよろしく蒼ざめていく人が続出。
……ここではマニュアル酔いと言うらしい。
きりのいいところで定時になったので帰ろうとすると
「明日ちゃんと来てよ」
来ますってば。私まだ壊れてないし(苦笑)
連休あけからこれとは、先が恐ろしい。

ほめられた?

短期派遣ということで顔を出している会社での評判。
賢い(どこが?)
すごい(だから、どこが?)
ポテンシャルが読めない(そりゃそうでしょ)
いい人を拾ったもんだわ(これは流石にほめてるかな?)
Photoshopの使い方を5分で聞いて10分で教えたら予想以上に好評だった。
方法論を並べるだけなんでそんなにたいそうなことはしてないのだが……

絶賛兼業中

そんなに翻訳受注が続くこともなかろうと思い、
調査系の事務案件を頂いてからというもの。
3件おかわり……
更に短期派遣なんぞに首を突っ込んだからもう大変。
私に余暇はない。
ぴんちょ~ん。

文脈を読む仕事、空気を読む仕事

先々月分の稼動実績で何点か腑に落ちないところがあり、営業所に電話。
電話に出てくれたのは先月からそこに勤めている人だった。
「知っていれば教えてほしいんですけど」と切り出し、
3名について先々月の会議に出席したかどうかを尋ねる。
答ヘテ曰ク、タブンデテマセンヨ。
こっちは実績を訊いているので「多分」では意味を成さないのだが。
知らなければ知らないと答えるのが筋ではないんだろうか。
先々月の実績までは相手が知らないかもと思ったので
前からいる人に確認して欲しいと頼んだのだが、
答ヘテ曰ク、イソギデスカ。デンワデモイイデスカ。
急ぎは急ぎなので電話でいいと伝えてから一晩、私は返事を待っている。

中の人は大変だ

年明けから日記すら書いていないことに今更気づく。
しかもほぼ唯一の読者と思われる母にはとっくの昔、半月前に指摘されていた。
三ヶ月も何をやっていたのかというと、……実は就職したのだった。
あえて転職といわず就職というのには私なりの事情がある。
昨年後半を自由業として過ごしていたので、いわゆる転職とは様相が違ったのだ。
納期以外に時間を縛られないということの楽さと気軽さは、失って改めて痛感した。
定時があるという、勤め人にはごく当然のことが最初の一ヶ月は負担でならなかった。
遅刻も私用での欠勤もしてはいない。今後もしないだろうとは思うが、楽ではない。
今度の会社は、こんな仕事があったのかと思うようなサービス業。
自身の業務は特に驚くようなことでもない集計(とその帳票設計)なのだが、
事業環境やら業界のお約束やらといった伏線が見えず何かと手探りの面も多い。
王様の耳はロバの耳!と叫ぶべく、旅に出ようかと思いついた。
いかんせん一人旅は心もとないので、母と恩人Rさんを誘う。
ダンナも同行するので計四人の旅団となった。
言いだしっぺが自分なので私が幹事?になり交通機関やら宿やら手配したのだが、
全日空「いっしょにマイル割」を前提に考えていたばかりに、
かなりその都合に振り回されて各人への連絡が二転三転してしまった。
こういうとき参加者がその場にいないと思いのほか大変だと教訓を得たり、
いつ電話をかけていいものか迷いながらおろおろしたり、仕事より大変だったかも。

点と線

勤めていた会社の元上司と打ち合わせをしてきた。
(と表現すると本人は嘆かれるかもしれない)
ありがたいことに、単発案件の打診である。
が、翻訳とはやはり関係ない。
強いて言えばシスアド仕事の難しいようなもの、ダンナ曰く「SI屋さんの仕事」。
必要なシステムの要件定義から業務フローへの落としこみまでというと大げさだが、
実際そんなようなことを元上司およびその現在の部員たちと考えることに。
……つまり、またしても「何とかする能力」の出番だ。
話を整理してみると、「自由記入コメントを定型化できないか」という課題が浮上。
記入している側からすると、自由記入だからこそ伝えられる内容があるという。
しかし、いくら自由とは言え、使われる語彙は業務の範囲内に収まるもののはず。
どんな語句が多用されているのか数えるだけでも価値があるのでは?と呟くと
元上司からは「いいじゃんそれ、まとめてみてよ」とのお言葉。
で、実作業として語彙の出現頻度を数える方法はと言うと。
Tradosの派生商品?MultiTermExtractの辞書生成機能が使えることに気づいた。
あいにく私が持っているのはフリーランス版なのでモノリンガル用語抽出はできない
(対訳を用意して言語ペアを作成する必要がある)のだが、
今回は頻出語句さえわかればいいのでまじめに訳す必要はない。この手はありだ。
意外なところで結びついた(らしい)点と線。
面白いことになってきた気がする。
が、やっぱり履歴書に書けるお仕事ではなさそう。
もう就職する気はないのでかまわないけど。

Notesのアドレス帳をOutlookに引っ越す

こんな需要は滅多にないだろうが、調べても出てこない技?なので紹介。
勤務先では普通Notesでメールのやりとりをしているが、
外出先から見たいとかいう需要に応じてPOPアカウントも発行する。
厄介なのは、POPメーラーからNotesのアドレス帳が見えないことだ。
まぁ普通は数件しか登録しないので、特に引越し作業はでてこないらしいが。
ところが身近に引越し需要が出てしまったのでさあ大変。
260件以上もあるリストをいちいち入力していられないのも分かる。
とは言え、ヘルプを見てもネットを調べても方法が出てこない。
出てくる情報ではOutlookの「連絡先」までしかたどり着かなかった。
1.Notesの「個人アドレス帳」DB画面を開く。
2.画面右上の「ツール」から「書き出し」、「全文書」を選ぶ。
3.CSV型式として適当な場所に書き出す。
ここまででNotesからアドレス帳を抽出することはできる。
4.Outlookを起動する。
5.「ファイル」→「インポートとエクスポート」
6.「ほかのアドレス帳」→先ほどのファイルを指定
7.インポート先フォルダに「連絡先」を指定
8.「ユーザー名」を「名前」など、項目の関連付けを設定
これでOutlookの「連絡先」画面から参照できるようになる。
ところが。
新規メール作成時に宛先を選択するには「アドレス帳」が必要。
ヘルプでは「アドレス帳」は「連絡先」と連動するとあるが、
何故か自動作成されなかったので手動作成することに。
9.OutlookExpress(Outlookではないのがミソ)を起動
10.「ファイル」→「インポートとエクスポート」→「インポート」
11.先ほどのファイルを指定→関連付け
12.「ファイル」→「インポートとエクスポート」→「エクスポート」
13.「ほかのアドレス帳」→「OutlookExchangeアドレス帳」
こうするとOutlookのアドレス帳が更新される。
ややこしいことこの上ない。
社内コールセンターも一日かかって回答できなかった。