R社のTさんから「副業のご相談」なるmixiメッセージをもらった。
「csvを取り込んで規定のexcelフォーマットに出力するマクロを組んでほしい」とのご相談。
そう言えばここ3年ほどその手の業務はしてこなかったが、在職時はちょこちょこやっていたのだった。
マクロを組むことそのものが業務だったことはないが、便利なのであれこれ自作して使っていた。
そちらの腕を見込まれるというのは意外だったが、A社N社R社の方々から見れば私はそっちの人材だったので考えてみればおかしな話ではない。
いわゆる特定26職種のOA事務というやつだ。
世の中には同じ名目で採用されて庶務に回される人も相当数いるらしいが、私には幸いその経験がない。
「電話に出なくていい権利」をくれた上司さえいた。
#結局そこの電話は誰もとらないのでうるさくてとってしまうことは多々あったが
たいてい「インプット」「アウトプット」と称する手書きの妙な紙を渡されてその「インプット」(が意味するもの)を「アウトプット」の体裁で何らかの電子ファイルにする、というかなり純然たるOA事務。
と括ってしまうと身も蓋もないが。
自由裁量なのか無責任なのか、「アウトプット」をまとめる方法は問われたことも指示されたこともない。
だったら単純作業はパソコンにやらせようか、という動機で自作の「お道具」がいくつか積み上がっていった。
使い捨てでない「お道具」達は説明書をつけて後任者へ引き継いだりもしたのだが、流石にもうどれも残ってはいないだろう。