カルタ取り

支払い調書も届き始めたので、昨年分の経理処理にとりかかった。
経理処理というと大げさだが、収支記録はやよいの青色申告へ入力済みなので残る作業はファイリングのみである。
総勘定元帳を印刷して、その表記順に領収書類を並べて綴じていくだけ。
領収書の紙が小さかったら台紙に貼り付けたりもしているが、頭は使わない単純作業だ。
年明けにしていることもあり、この作業を何となくカルタ取りと呼んでいる。
感覚的には分かっていたことながら、今回(2009年)は雑費の出が少なかった。
交際費支出も意外と少ない。
それだけ手元に残ったことを喜ぶべきか、それだけ納税に回るのを反省すべきか。
確定申告の折には生命保険やら健保やらの控除もあるので、
まあ納税額が源泉徴収されている範囲を超えることは流石にないだろう。
……問題はその後、5月ぐらいに押し寄せる地方税と健保なのだが。それはそれで致し方ない。

遠隔サポート

メールチェックをしたら「SOS」なる物騒な件名のメールが。
差出人は母なのでいわゆる迷惑メールではない。
何のことやらと思って開けてみると、お気に入りの通販サイトにログインできないという。
その時に入力したパスワードも書いてあったので、まずは問題のサイトに行って試してみた。
ログインIDはメールアドレスなので間違いようがない(本人はIEに記憶させている)。
書いてあったとおりのパスワードを入力しても、大文字と小文字を入れ替えても確かに通らない。
どうせ全権委任されているので(ひどい)、本人に無断でパスワード再発行の手続きに進んだ。
というのも、「パスワードを忘れた方はこちら」表示があまりに小さく、分かりにくかったのだ。
リマインダを設定したのも私なので、すんなりと仮パスワードの発行まで進んだ。
そのまま母のメールアドレスと仮パスワードでログインし、登録情報を編集してパスワードをメールの通りに修正。
作業完了のメールを送ろうかとは思ったが、すぐ見ないかもしれないので電話した。
電話に出たのは父だった。用件を伝えたらやや呆気にとられていたようだ。

価値と課金

英日翻訳の話を聞いていると、中日翻訳は単価が安いと感じてしまう。
理由は、とその人達に聞かれたところで私には分からない。
一個の末端翻訳者で業界の構造が理解できている人などそんなにいるのだろうか。
あるいは普通なら分かるのに私の認識が甘すぎるだけなのかは分からないが。


「台北のマクドで夜にLサイズポテト買ったらもう1個もらえるってキャンペーンやってたよ」
という話をダンナから聞いてふと思ったのだが、日本人は中国語が読めるのではないのか?
彼は私の知る限り、中国語を使って仕事も生活もしたことがない。
上述の話は台北のマクドナルド某店へ入ったとき目にした中国語ポスターの内容だとのこと。
(私は別行動で書店街へ出かけていた)
注文は英語でしたのだそうだが、ポスターは読めている???


「普通の日本人」まで広げてしまうと大げさなのだろうが、センター試験の漢文が苦手でないぐらいの日本人なら、中国語の文意は分かるような気がする。
「細かいことや正確な意味には自信がないけど何となく」読めてしまうのではないだろうか。
多少は分かるだけに、「中国語ができる人」の相対的価値が低いのでは、と思えてならない。
英語だと知らない単語は調べるまで「未知の何か」だが、中国語なら漢字なので「不思議な組み合わせ」であって語彙そのものが全く未知ではない(気がしてしまう)のではなかろうか。


新しい取引先から中文和訳の仕事で高評価を頂き、「英語もやらない?編集ならできる?」と聞かれた。
かねてから「翻訳の仕事ができる」は「当該言語ができる」とは違う、と思っていたのだが、このお客さんもそう考えているということか。
話がやや散逸してしまったが、私が提供している価値は「中国語が分かること」ではなくて「相応の日本語が書けること」なのかな、と改めて考えさせられた次第。

他人の商売

数社のアンケートモニターなるものに登録していると、会社ごとに質問の仕方が違って面白い。
が、余り設問がややこしいと途中で厭になって放棄してしまうものもある。
抽選で500円の報酬のために10分以上も割くのは割に合わないと思ってしまうし、聞かれても言葉として答えられない設問もある。
たまに「Q3の回答とQ4の回答が矛盾しています」などと表示されて進めないことがあると、回答する気は一挙に萎える。
たいてい、見直しても矛盾の意味が分からないのだ。
・Q3を答えてから何ページかめくらないとQ4の設問が表示されない場合
・そもそもの記憶が曖昧で、「どちらかと言えば」という気分で回答番号を選んでいた場合
アンケートをとる方は当然ちゃんとした答えがほしいであろうが、私とて好きで投げやりに答えている訳ではない。
システム上どうしても何か答えないと進まない(が答えを持ち合わせていない)場合、投げやりになるだけだ。
回答すれば報酬があるとは言え、アンケートに答えるのは仕事だという認識が私にはない。
なので仕事よりは適当にやっているのも否定しかねる事実ではある。
ただ、まじめに答えようと思うからこそ答えに詰まること、記入に疲れることがあるというのはどうなのか。
何となくその調査そのものの質が疑わしいのだが、素人のひがみだろうか。

高いか安いか

これといった利点が今ひとつ少ないものの、結局Office2007を買うことにした。
R社の案件は一段落してとりあえず手離れしたが、いつ修正要求があるか分からない。
試用期間が切れてからそんなことになるとややこしいので、今のうちに取り寄せねばと判断した次第。
Officeシリーズは以前から使っているのでアップグレード版でよいのだが、発売開始から時間が経っているせいか気づいてみたら(通販での)取り扱いがだいぶ少なくなっている。
2010がそろそろ出てくる段階なのだからまあ当然かもしれないが。
マイクロソフト ユーモールとやらで取扱店の一覧を調べたら、意外と販売価格がばらついていた。
microsoftからダウンロード版を買うのが手っ取り早いのは分かっているのだが、インストール回数やら期限やら購入後の要件がややこしいので、楽天ブックスでスーパーパック版とかいうマウスの付いたセットを注文した。
#別にマウスは要らないのだが、単体ソフトが売られていなかった

困ったちゃん

ここ一週間ほど、新しい携帯電話のカメラ機能が使えなかった。
「壁紙モード」なら問題なく撮れるのに、「カメラモード」にすると「処理できませんでした」と表示され使えない。
実用上、むしろ前者が撮れないだけなら困らないのだが。
SDカードを抜いて旧機種に差し込み、カメラとしてだけ使うのも億劫だ。
致し方ないので、修理に出すべく販売店へ持ち込んだ。
店員に状況を話して問題の電話を手渡したところ、……普通に撮れている。
エラーも出なければ動作停止もしない。
「持ち込まれたタイミングでエラーが出なくなるってことも結構あるんですよ実際」
「操作が悪くてエラーが出るなんてことはないんです。出るときは出るってことですよね」と店員も苦笑。
問題が再現するかどうかしばらく試したのだが、やはり何でもない。
「こういうエラーはいったん出るとしばらく出るんですが、引っ込むとしばらくは出ないんですよ」と返してくれた。
「どうしますか?」と言われても。
現象が再現できない状態で修理に出しても、とりあえず基板を交換するだけになるのが関の山。
あげく原因もきっかけも分からないだけに、修理から戻ってきたその日にエラー再発の可能性もあるという。
それでは意味がないし、人々に無駄働きをさせるのが目的ではない。
ひとまずは様子を見ることにして引き取ることにした。
「問題が起きたら、その状態のままで持ってきてくださいね」まあ、そうとしか言いようがなかろう。

性懲りもなく

昨日の今日で開店準備をしようとあれこれ考えていたら、商品を拡充したくなった。
恐らくこんな勢いでは道楽の範疇を出る(儲けになる)ことはないのだが。
前回まで使っていたところとは違う代行サイト「中国風」がうまく使えるかどうかの実験を兼ねて、またもや少しずつ買ってみることに。
こちらは事前入金の必要がなく、送料も安いので、できれば乗り換えたいと思っている。
発注の手間が少しだけ多いが気になるほどではない。
システムの応答も早いようだ。
まずは期待しつつ様子見。

商売への道は遠い

趣味と実益を兼ねて中国茶の頒布でもしようかと思い立ったはよいが。
ネットショップ一つ作るにも用意すべきモノやコトが色々あって目が回りそうだ。
商品情報の整備と言わば店構えの準備はもとより。
特定商取引法の規定に従った情報公開が求められているものの、現住所を世界中に晒す勇気はない。
そうなると事業所なり事業目的利用可の物件なりを探す必要が出てくる。
いくらかかるのか、それで採算は取れるのか、そもそも貸してもらえるのか。
ここは近年話題のバーチャルオフィスか、と思いつつ検索中……

何でもあるが何にもない

仕事が手離れして、ふと義母がコストコへ行きたいと言っていたのを思い出した。
コストコは会員制なのだが、彼女は会員証を持っていない。
「暇が合うならいつでもご一緒しますよ」とはゆるく約束してあるものの、こちらの暇は伝えなければ分かるまいと思って連絡を取ってみた。
幸い今日は義父が在宅するので送り迎えもしてもらえるという。


店内が広いので、まず目的の商品が何かを聞いてみると、彼女は何やら横文字のメモを取り出した。
ハンドクリームの銘柄と商品名が指定されている。
よくあるスーパーのような売り場案内はないので、うろ覚えを頼りに化粧品の棚へ連れて行った。
しかし、関連製品の棚を二往復して探しても見つからない。
同じ銘柄の違う商品でよければ、文字通り売るほど置いてあるのだが。
目的の一品だけがなかった。
実はコストコ、100円均一並みに当てにならない。

代わりにならない

寝室の常夜灯が切れたのでナツメ球を買いに行った。
従来のナツメ球があるそばで、LED電球が輝いている。
消費電力40円よりも耐久性3倍の方に惹かれたが、お値段3倍に迷う。
結局ダンナの提案で、両方を1つずつ買うことにした。


早速つけてみたが、…….つけたのに、点けたのに、暗い。
隣接する部屋の明かりを全て消すと、照明そのものしか見えなくなった。
これでは全く常夜灯の役に立たない。
自称「5W電球相当の明るさ、常夜灯にぴったり」なのに。
ダンナの勝ち。ナツメ球をつけてもらった。


しかしどうしてくれよう、「まともに点灯するのに役に立たない」このLED電球。
安物どころか高級品の銭失い。