売るのも人間、買うのも人間

某家電量販店へ、ゲームソフトの物色に行った。
手元にある「ユーディーのアトリエ」は、シリーズ次回作「ヴィオラートのアトリエ」と同額の2680円。
前者は8年前、後者は6年前に発売された作品だが、
今年あれだけ話題になったFF13より高く売られていたのが興味深い。
新しければ高く売れるというわけではない、ということが証明されている。
たいてい、中古価格が高かったゲームほど面白い。
ということは、価格に影響するのは面白さ>新しさ・話題性、だと思われる。
ダンナは「中古市場は正直だねぇ」と苦笑し、結局どれも買わずに店を後にした。


一方、買い手にとっての価値で相場ができているように見えないものもある。
自宅近辺の不動産は、マンションがやけに高く一戸建てが割安に見えてしまうのだ。
似たような立地条件にありながら、築20年のマンションが新築と大差ない価格で売りに出されている。
一戸建てならば古いほど安くなっていくのに。
広告に出ている価格があくまでも売り手の希望価格である、ということは経験として知っている。
それにしても、まるで価格を下げようとしないというのは理解しがたい。
殊に空き家だと、時間が経てば経つほど価値は下がっているはずなのに。
これでは買い手がつかないのも無理はない、と思う一方、どうなってしまうのか少し気になる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です