支障が出るほどでもないのだが、関西と関東では生活様式が少しだけ違う。
「エスカレーターはお急ぎの方のために左側をお空けください」は関西流。
かつて住んでいた頃の東京では左側に立つものだったが、今や右も左も歩かない。
歩くなとポスター掲示されている場所さえある。
飲食店が基本的に分煙化されており喫煙席が多いのは関東流。
使う「もの」が違って両地を往復すると混乱するのが交通系カード。
東ではSuicaとPASMO、西ではICOCAとPiTaPa。
Suicaで西のJRにも乗れたりするので使い分けがより煩雑になる。
私の場合はSuicaとPiTaPaを持っているので一応どちらでも切符は必要ない。
チャージしないと乗れない東西JRと東の他社はSuicaで、西の私鉄はPiTaPaで乗る。
PiTaPaは後払いなので残高を気にする必要がなく便利だ。
その上、利用頻度に応じて自動的に割引が利くこともあるらしい。
今やその恩恵にあずかることもないが、普通回数券相応の割引額。
どうも消費者本位のこういうサービスは西の方が進んでいるように思う。
所謂レジ袋は、東では原則として「なし」、西では原則として「あり」。
買い物袋を持参するとハンコの一つももらえていたのだが、当地は「なければ買ってね」。
こういう厳しいお作法は東の方が進んでいるし、人々も従っている気がする。
東の人のほうがおとなしい?