正午ごろ、かなり強い揺れが。
免震構造は高層階がよく揺れるとは聞いていたものの、なかなか止まらぬ回転のような動きに乗り物酔いのような心地がした。
そんな中、ビル災害対策室とやらから館内放送。
「え~、ただいま~、地震が発生しております~。
おりますが~、心配ございません~。ご安心くださるよう~。
何か異常がございましたら~、対策室まで~、ご連絡~ください~」
のんきだ。避難訓練のときを超えるのんきな響きだ。
みんな足元が不安定でそれどころぢゃないのに。
世間は夏休みだ
宿題のために休日出勤してみた。
平日なみの時間にもかかわらず職場には数人いた。
働く人は働くものである。
みんな私より先に帰ったが。
休んでいたのは同じビルの飲食店。
まあコンビニがやっていたのでよしとするが、街角でもけっこうな数の飲食店が閉まっていた。
あれ。いいのか。おのぼりさん需要。
某社のキャンペーンで観光客もそこそこ来てるのに。
こんな夏ばてしたように寝てる街でいいんだろうか。
尤も、盛り上がってくれないほうが常勤者には楽だが。
なつやすみのしゅくだい
勤務先は今週まるまる夏休みである。
例年なら夏休みはダンナの実家に帰省するところだが、今年は彼の事情(全て休み返上)で東京にいる。
S先生(勤務先の社外パートナー)も帰省しないと聞き、家でごろごろしていても生産的ではないので
「何かできることがあれば手伝いますよ」と先週末S先生に声をかけたところ、宿題が今日の夕方に届いた。
圧縮ファイルだが重い。
とりあえず会社に行く口実ができたので、明日は出勤しようと思う。
やってられん
昨日かなり気合の入ったひとこまをここに書いていたのだが、跡形もなく消えていてげんなり。
更新記録さえ残っていないのは何故?
会社仕事で久々の大型クレーム。
コード対応表一覧のキーコードが間違っているのではとの指摘。
調べてみたら7割ぐらいおかしかった。
対応表を作ったのは私ではないが、誰だかは分らない。
委託先の更に委託先のそのまた前任者だったりするのだろう。
でもクレーム元に言わせれば、責任があるのは弊社だ。
そりゃそうだろう。
ダイコンの頭にニンジンの葉がついて売っていたら、普通は八百屋が消費者に怒られる。
でも。
ダイコンの栄養価をニンジンに換算するのは弊社の仕事ではない。
弊社はダイコンを出荷しているだけだ。
換算担当の委託先がダイコンなんぼにつきニンジンなんぼの係だ。
そこでニンジンならともかくダイコンがおかしいって何でやねん!
しかもダイコンの数ではなくダイコン葉の形がおかしい、クレーム。
うちはちゃんとダイコン出荷してるんだってば。
途中で切ってぐちゃぐちゃにして戻したの、誰なんだろう。
しかも上のほうは問題なかったから素通ししていた。
うちだけでなく、料理担当も。
後が怖い。
もるーる
先週からやっている会社仕事は主に誤字の修正である。
駅名や地名の間違いを直す単純な作業だが、誤字そのものが複雑で滑稽なので意外と飽きない。
「東京モルール」
モノレールと書きたいらしい。
それでも正しく?読める人間の概念思考ってすごいかも。
「般橋市」
船橋だと思われる。
手書きならともかく、電子データにしにくい誤植
「千潟駅」
干潟だったのだろう。
どう読んであげたらいいものか。
「八王字市」
どんな字だ。
日本語の文書をOCR読み取りしたことはないのだが、機械なら起こしうる過ちなんだろうか。
ともあれ字形は結構まぎらわしいので目と神経は使う。
頭はほとんど使っていない。
ひたすら眼精疲労。
なんちゃって講義
以前にも書いたが、会社ではシスアドまがいの仕事をしている。
昔ユーザーサポートの仕事をしていたこともあって、パソコンの使い方なら一通り何でもできる。
そこにかつての上司から電話。
隣のシマに着信していたものを取ったのに私宛でびっくり。
元上司「年賀状の印刷ってどうしてたんだったっけ?手打ち?」
私「差込印刷してましたが」
元上司「おぉ、響きがカッコいいな差込印刷って。でどうすんの?」
私「ワードにそういう機能ありますけど」
元上司「アクセス(の住所録)からじゃなくてワード?」
私「そうですね、アクセスからは書き出して使います」
しばし、受話器の向こうでの会話。筒抜け。
元上司「それさぁ、こっちの子に教えてやってくれる?」
私「?」
元上司「学生ちゃん一人そっちに向かわせるから」
私「……いいですよ」
そんなわけで、明日その学生ちゃんが差込印刷を習いに来る。
なんちゃってシスアドがなんちゃって講義。
まぁ内輪が相手だから何とでもなるとは思うが。
同じ「部署」?
同じ列の人あてに某運輸会社から呼び出し。
換わりに受け取ろうと廊下に出ると、何だかあやしい。
弁当箱大のその荷物、同一と思われる品が大量にある。
私「(宛名人)の荷物を取りに来ましたが」
業者「これなんですが、同じ事業部ですのでみんな」
ちょっと待て。事業部、って何人いると思っているのだ。
概算900人。上の階にいるのを足すと4桁いるのに。
しかもその業者、一見さんではなく普段よく見る顔だ。
ざっと100個もある荷物を私が代わりに受け取る所以はない。
やや憤慨して1個だけ受け取り、席に戻る。
私「いくらなんでもフロア全部ってなしですよねぇ」
向かいの人「タダでは配りたくない規模ですよね」
私「3000円ぐらいもらったら配りますかね」
向かいの人「それでも安いでしょ」
喜んでいいのか?
同じ職場から調査(コンサル?)業で独立したS社長。
独立開業のため退職した割にはまめに顔を見せている。
S社長「社員だった時より働いてるよ」
私「仕事しょいすぎなんじゃないですか?それとも外からしょわされすぎ?」
S社長「両方あるよね、自分のできる範囲が見えてなくて」
私「それじゃパートナーさんとの分担が肝ですかね」
S社長「人を育てるのって、難しいんだよね」
そこに元上司(別部署に異動した人)が通りかかった。
元上司「おやSさんじゃないっすか」
S社長「あ、どうも」
元上司「どうです、新しい会社のほうは」
S社長「忙しいっすよ」
……かくかくしかじか(上と似たような話)。
元上司「……即戦力、って、そう簡単にはねぇ。
(私のほうを見て)お前はここにおっとけ。誘われてもついてくなよ」
えぇと、光栄ですが私めそっちの能力はあまりないかと。
がんばらされる?
勤務先ではシスアドのような仕事をしている。
管理対象の自前システムは数年かけて作られたもので、毎月のパラメータ更新などは特定のSEにしかできない。
仕様が難しいというより、仕様書がないのだ。
これでは担当者が交代できないではないか、ということで開発者と私が仕様書と運用手順をまとめることになった。
上司「で、いつまでに誰が何をやるか整理しないと」
開発者「しておかないとおちおち死ねません」
……この人が言うと死が洒落にならないので怖い。引きつる二人。
上司「……で、(開発者)日程とか大丈夫なの?」
開発者「ええ、がんばりますから」(笑顔で)「yomeさんが」
私か。……やっぱり私か。
立つ瀬がない
勤務先の応接室にて。
顧客データの取り扱いには神経を使うね、などと事業環境の話をしていると。
取引先「特に御社、アルバイトさんとか多いでしょ」
……言えない。私もその一人ですなんて。
助教授「僕だってアルバイトですよ」
一同「それは違う」
さ、寒い。立つ瀬ない。