伊達に本場なのか、と思わされたのは占い。
台湾を訪れるのはもう3度目か4度目になるのだが、占い横町には行ったことがなかった。
占いそのものには興味を持っているにも関わらず、交通が不便だったことが主因。
今回は宿がかなりその近所だったということもあって1件だが挑戦してみた。
「米卦」というもので、よく「米粒占い」と紹介されている。
占い師の指示で、香合のような容器から米粒を適当につまみ取って茶托のような台に置くこと3回。
その粒の数を「卦」として読み解き診断となるのだが。
上中下の「卦」がそれぞれ何で五行がどう出ているかの解説はなし。
おもむろに「仕事運、金運(カネウンとこの人は云っていた)ハイイデス。イッショノナカ続ケラレルノ仕事デス」で終了。
これで3000円かい。同じ街で見たモスバーガーの朝番(4:00出勤!)時給が420円なのに。
米卦の本は午前中に仕入れておいたので、記念品と称し診断結果?の紙を持ち帰ることで妥協した。
こんなんだったら私でも余裕でできるぞ。むしろもっと信憑性のある「診断」ができる自信はある。
店には日本人とおぼしき人名ばかりの予約受付板があった。
場所の雰囲気に魅せられて感動する人、このうちの何人いるかしら。
そう言えば昨日、送迎バスのガイド氏が「適当ナ下手ノ日本語デドウデモイコト、ダメダメ。何デモ当タルノコトシカ云ワナイ、無意味デス」とこき下ろしていたのを思い出した(彼の日本語も通訳経験者とは思えないものだった)。
伊達に本場ではないらしい
特定の店や企業を宣伝するような日記は書きたくないのだが、
でも台北市の「崇聖堂」なるマッサージ店の「脊椎矯正」はすごい。
遺伝か生活習慣か分からないが、私は背面全体が慢性的に凝っている。
放置していると頭痛の元になるようだが、しかし他人に触られると(揉まれる以前に)痛い。
押されたときに痛いだけならまだしも、全くすっきりしないことも多々あった。
それが一時間弱で期待以上に軽く感じるに到ったので驚いた次第。
ただ施術を受けている間は痛かった。
うつぶせだったので何事が起きているのかよく分からなかったが、
左右で対になっている金属球を使い脊椎の両側を押していたようだ。
人の手指でないせいか、容赦なくぐりぐりと痛い。
施術してくれた中医師(!)曰く、何をされても痛いのは、かわいそうなほど筋肉が硬いせいなのだとか。
でもそれをほぐしてもらうには……の悪循環がいわゆる「バキバキ」で取れてしまった気がする。
巨漢が体重を掛けてえいっと捻るので、痛くもないのに「痛い!」と口をついて出たが、何故かその後が軽い。
まるで一回り肉をそぎ落とされたのではと思うぐらい全身が軽く感じたのだ。
当然、宿に戻って鏡を見てみたら相変わらずの肉だらけだったわけだが。
使えん
台湾へ(本を買いに)行くべく、関空に来ている。
廃港が心配になるほど人の姿が少ない。人口密度で言うと月曜の神戸空港以下だ。
まあチェックインやら保安検査やらが待たされず利用できるのはありがたいのだが。
少し驚いたことに、出国審査前に利用できるPCコーナーがない。
1回100円のデスクトップ端末は何カ所かにあるのだが、異国の人々しか使っていなかった。
#尤も私は関空クラブカードなるものを持っているのでクラブラウンジを使うまでなのだが。
出国審査を経て南ウイングの中間駅まで来ると、やや垢抜けた事務机のようなものがある。
「情報コーナー」なる名前で、デスクトップ端末4台とノート端末持ち込み用らしき席が2名分あった。
……ラウンジのほうがいくらか好環境かと思い、カードラウンジ「金剛」に入ってみると、
何この人口密度。
しかも高齢化。(他空港比)
おつまみを囓る音やらスープをすする音やらがうるさく、むしろ落ち着けない。
きっとやんごとない人々は航空会社ラウンジなのね(ため息)。
変な郵便屋さん
EMSで出荷指示を出していた資料類が届いた。
《日汉互译教程》
《日译中教室(学日语必读丛书)》
《新编日汉翻译教程(学日语丛书)》
《中华人民共和国国家标准目录(2007年度)》
日中訳の参考書が3冊とGBの目録が1冊(全て書籍)なので、書籍EMSという扱いになったらしい。
しかし、この荷物を持ってきた郵便屋さんの表現がおかしい。
「小包です、印鑑が」しか言わない。
・確か業務規定で「郵便局」か「郵便」を名乗るはずだったのでは。
・EMSは普通「EMS」であり、「小包」とは言わない。
・国際便とも中国からとも言わない。
ともあれ、寒くて噛んでいるのかもしれないと思ってオートロックを開けた。
数十秒後、戸を叩く音がする。
もしやと思って警戒しつつ出てみると、郵便屋さんだった。
・どんどか音がしたら気味が悪い
・インターホンを鳴らしてくれないとリビングにいたら聞こえない
ブログで晒すより本局にご注進すべき内容だったかな、これは。
ついでにauも嫌い
東京滞在中の空き時間に機種変更を済ませたのはいいが。
「周辺機器は別売りですがご用意いたしましょうか」
お願いしたのだが、充電ホルダの店頭在庫がなかった。
まぁ店頭になくても取り寄せれば済むよね、と思ってauのホームページを見たが、ない。
周辺機器一覧を見ても、買ったばかりの機種(biblio)の製品情報を見てもない。
メーカー(東芝)のホームページを見ると「専用ケースはこちら」とバナーが貼ってあった。
ちょっとだけ期待しつつそのリンク先を見るとauアナザーワークスなるKDDI運営の通販だったのだが、ない。
専用ケースどころか充電ホルダがない。
別売りどころか売ってないぢゃん。
最も致命的である充電コードだけは全機種共通なので「死にはしない」のだが、
いちいち端子蓋を開け閉めしていると消耗が怖い。
いかんせん手元に前からあるW43Hはメーカーが違うせいか充電ホルダも違う。
気を取り直して単純に充電ホルダを検索したら、au純正のものが楽天で売っていた。
どういうことなんだKDDI。
auも家族割やら電波やらの都合で他社に乗り換える訳にはいかない。
これがベンダーロックインというやつか。無念。
届いたのはよいが
小分け販売するつもりで取り寄せた紅茶がやっと届いた。
上海の代行サービス経由で上海のお茶屋さんに注文したのだが、何故か消印は広東省。
挙句、差出人の名前が分らなかった。
この代行サービスは他人宛に発送することもできるようだが、差出人不明では気持ちが悪すぎる。
やはり代行の代行が介在する価値は多少なりともありそうだ。←違う
むしろ問題は、ここ数日の忙しさだと売っている暇がないことだ。
折角の珍しい紅茶なのに……。
#飲みきれる量ではない
微軟なんかキライダ
まずくはないが強烈
その1.苦蕎麦茶(日本で言うダッタンそば茶)を輸入してみた。
見た目がペレット。
煮え湯を注いだ瞬間は何とも言えない芳香だったのだが、数分して注いでみると半端に甘ったるい香り。
ダンナ曰く「スナックの匂い」……言い得て妙だ。
まずくはないが、500g入りで買ったのは失敗だった気がする。
その2.プーアル茶あれこれセットに入っていた「糯米香プーアル茶」
名前からして「?」なので調べてみたが、「糯米香草という草がブレンドされており、強烈な餅米の香り」。
説明文を見ても意味が分からない。餅米なのに強烈??
……飲んでみて納得。確かに強烈な餅米の香りだ。
中国人がどうしてこんな香草を発見したのか、利用しているのか、謎だ。
こちらは幸い詰め合わせの一部なので、あと2~3杯分しかない(3煎ぐらいできるが)。
挑戦してみたい方、コメントいただけたら発送します(苦笑)
いつもの場所 / おやぢの巣窟
都会には滞在/存在するだけでオカネがかかる。
古巣R社の懐かしい面々と昼食を共にしたはいいが、肝心の商談まではまだ2時間ある。
まずは、かねてより検討していた携帯電話の機種変更。
入店してからデータ移行の完了まで約30分。
まだ1時間半あるが、今度の時間に遅れるわけにはいかないので近場で……となると、やはりルノアール。
快く電源を貸してくれるので、PCで仕事をしたり暇つぶしをしたりしやすい。
難点は店中に漂うおやぢ臭。
嗅覚をえぐるヤニ臭さと、聴覚をいたぶるアレな会話。
店が違えば多少は軽減できるかも、と思って前回とは違う店舗に入っても、やはり同じだった。
禁煙席の窓際にいても、コーヒーの香りが分からないほどヤニ臭い。
ちなみに会話のネタは極右な政治論ぽい何か。
聞きたくなくても遠慮無くフルヴォリュームなので致し方ない。
東京の、いやルノアール店内のおやぢは大阪のオバハンに比肩する強烈な生き物だと感じた。
お育ち?
庶民のくせにゴールドカードを持っているので、自分一匹なら空港ラウンジを無料で使える。
商談は午後からなのに飛行機の空席が朝イチしかなかったため、とりあえず着陸してすぐお邪魔した。
いつ見ても午前中のラウンジは混雑気味だ。
特に今朝はお子様が多い。ヤンゴトナキキミタチドモメ!
何がやんごとないかって、ガキっぽい振る舞いをする子は皆無、誰も所作が落ち着いているのだ。
尊敬に値するような、不気味なような。
搭乗口で優先搭乗に割り込もうとした大人よりよっぽど紳士淑女だ。
格差なる表現は好きになれないが、これも都会の洗練なのだろうか。
自身は大学受験まで飛行機に乗った記憶がないので、子供時代どうしていたかは想像もつかないが。
#空港どころか鉄道駅にも滅多に用事がない田舎育ち