学生課の仲介で復旦本学の学生さん達とご対面。困惑。

昨日の通知こそ、学生課が仲介する本学の「互相」学生と対面させるというものだった。
しかも昨日の夜に手渡されたってのに期日は今日の四時半。会議室集合、時間厳守とある。
申請からげに一ヶ月は経っている。今更と思いつつ、興味はあるので出席してみた。
と、驚いたことに中国側の面々が既に揃って円卓を囲んでいるではないか!
当地の人々はことごとく時間に無頓着なものだとばかり思っていたので結構たまげた。
そして日本人学生達は律義にも四時半ぴったりに入って来る。全部で七人。
更に他国出身者(英語で中国語の説明を受けるらしい)が更に数人いたが、詳細不明。
中国側は思うに二十人ほどいたのだろう。ともあれ日本人より多かったことは確か。
円卓の周囲は塞がっていたので、我々には窓際の比較的いい椅子を勧められた。
椅子が柱を挟んで東西に五客ずつ置いてあったので、まず私を含む五人が東側に座った。
少し時間をおいて中国側の日本語学習者が椅子持参でわらわらと我々の前に集合。
男性が二人に女性が四人。反して日本側は男性が一人に女性が三人。
柱の向こうを見ても中国側が三人に日本側が二人。どう見ても数が合わない。
まさか浮いた学生が空しく引き下がるとも思えない。本学の学生は非常に勉強熱心だからだ。
とりあえず各人がたどたどしく自己紹介して、相手を限らずみんなで適当に喋る。
そのうち、柱の正面に座っていた二人の女の子が私に改めて名前を聞いてきた。
当地で作った名刺を二人に渡し、代わりに名前を書いてくれるよう頼んでみる。
彼女達は親切にも名前に仮名をふってくれて、かつ連絡先も併記してくれた。
標準語の発音もいいし、なかなか気の利くところもあっていい子達だなとひとまず感心。
唯一最大の問題は、二人とも日本語がうまくないということである。
較べては悪いのかもしれないが、財経の彼女の方が上手だと認めざるを得ない。
幸い私の拙い中国語でも聞き取れるらしいので止む無く「商談」は中国語で進める。
ここでもまた「発音が正しい」と喜ばれた(中国人にはよく言われる)。
私にはいまいち理解しきれていないのだが、どうやら二人が同時に来るらしい。
恐らく中国語を教えてもらう暇なんぞなくて「日本語の授業」になるのでは…..。
まぁ説明に使う中国語だってそう簡単ではないだけに実力養成にはなるのだろうが。

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