「花園飯店」で昼食。げに二ヶ月ぶりの洋食!

今日は「今月の打ち上げ」とのことで、市内の5ツ星ホテル「花園飯店」へ赴く。
ここのレストランで二ヶ月ぶりの洋食にありつけるという話だ。
師匠は慣れているそうで何気なくすすっと歩いて行ってしまうが、怖くてなかなか進めない。
回転扉にはボーイが数人ついているし、やけに広い通路は高そうな絨毯で思わず息を呑んだ。
ここは金持ちの来るところだぁ、余りにも分不相応すぎるぅぅ!と心が悲鳴を上げている。
多少は覚悟していたはずなのにやはり怖じ気づいてしまった私。
しかし料理は思ったほど高くない。ランチタイムとやらのせいかは定かでないが、
カジキのグリルにサラダと主食、それに飲み物が付いて九十五元。許せる値段ではある。
学食で出るのは中華かつ肉料理ばかりなので魚がいいとばかりそれを注文。
サラダは各自で取るようになっていたので、久々に生のトマトを拝んだ。
パンを頼んだら、三種類を籠一杯に詰めて係の人が現れた。とりあえず二つもらう。
フランスパンよりロールパンの方が硬かったのでやや意表を突かれた気分。
そしてメインディッシュ。七ミリ前後に切られたカジキの網焼きが出てきた。
二枚の重なる部分に刻み葱が載っていて、バターソースが回しかけてある。
そして付け合わせがカレー味の馬鈴薯と温野菜のサラダ。流石にどれも美味。
問題は、葱が長葱だったことである。繊維がナイフでは切れない。
音はしていなかったと思うがカチャカチャ頑張っていると、師匠に「もういいよ」と言われた。
なまじちゃんとできないなら恥ずかしいからフォークだけで食べていいとの仰せ。
身の程を一気に思い知らされた気分で思わず泣きそうになった。来なけりゃよかった。
出際に他の客を目にして閉口する。私どころでなくめちゃめちゃな食べ方ばかりだった。
建物も出すものもサービスも一流だって、客が一流だとは限らないということか。
まぁ私なんかが紛れ込んでるんだから致し方ないが、妙に後味の悪い思いをした。

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