はぢめてのマカオ

中華圏(中国語圏)を踏破すべく、今回はマカオ特別行政区に上陸。
公用語は中国語、とは言え広東語(こんとんわー)なので会話はほぼ無理。
こんとんわーには香港で泣かされた?記憶がある。
普通の中国語(ぷーとんふぁー)が相手に全く通じず、片言の英語で凌いだのだった。
やはり町の人々もホテルの中の人も基本はこんとんわーらしく、まるで聞き取れない。
「Talk Now!」で基礎単語は勉強しておいたが、それを使う場面には出くわさない。
それどころか……ぷーとんふぁーが意外と普通に通じてしまうのだった。
買い物も食事も不便しない。相手もぷーとんふぁーで話してくれるので楽ちんだ。
呆気にとられているうち、夜の帳が降りた。
カジノホテル群のライトアップが嘘のようにけばけばしい。
何ら音を放つわけでもないのに「うるさい」という希有な感覚。
日本のパチンコ屋なんてまだまだ素人だ。
面積だけで数十倍、点灯パターンだけで数倍はある。
……ちうか球体上に張り巡らせたLEDのイルミネーション(電光掲示板用ではない)で
漢字(しかも繁体字)の文字列をカラフルに流す、その発想がすでに不思議。
IMGP8940.JPG
小心者ゆえカジノそのものには入っていないのだが、出入り口を通りかかっても音がしない。
大音量のBGMにかき消されているとかそういうのではなく、本当に静かなのだ。
やはりギャンブルとして大人なんだろうか、と勝手に納得。
夜市を楽しもうと思ったらそこいらの市場は18時そこそこに畳みはじめるあたり、
期待していたアジア臭はやや足りない。
……まぁ目の前でライトアップされている建物がポルトガル式の教会だったりするので
アジアも何も、といった独特な感覚ではあるのだが。

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