椅子のリフォーム

手に入れて5年以上になる(もう何年なのかも定かでない)椅子のがわ生地を張り替えることにした。
元は生成がかった白地にダルメシアン調の黒い模様が入っていたはずだが、放牧中の牛より汚れている。
扱いが丁寧でなかったこともあり、ところどころ中身のウレタンも見えてきた。
ダンナには買い換え時かとも言われたが、布地なら張り替え可能ではと思って試した次第。
というのは、両親が食堂の椅子をそうやって手入れしているのを見た記憶があるからだ。
#手伝った記憶はない。ごめんなさい。


用意したもの
・タッカー(と呼ぶことを初めて知った。台がない/外せるステープラー)
・ニット着分生地 約1m×1.5m
・裁縫鋏、ラジオペンチ、ドライバーなど


元々の生地が触ったところ非常に伸縮性のあるものだと感じたので、ポリエステルジャージーの類と想定。
ユザワヤへ行くも見あたらず、意外とニットスムースで事足りるのではと発想を転換。
それにしても淡色無地ばかりで気に入った柄が見あたらなかったので買うのは別の店にした。
被服用ニット生地のせいかダルメシアンや牛っぽい柄物は見あたらないが、しましまなら何種類かある。
多少はイメージが変わってもかまわないので、紺と白のしましま柄にしてみた。


椅子の背もたれを本体から取り外し、古いがわ生地を剥がす。
タッカーの後ろで引っかけるぐらいでは外せないステープルもあり、ラジオペンチも動員。
写真に撮るほどまめな記録はしないものの、だいたいの固定方法を把握しておく。


剥がした古い生地を新しい布に当てて適当に裁断。
伸縮性を考えるとあまり大きく切る必要もなさそうだったが、念のため一回り大きめに残しておく。


ステープル穴の位置を参考に、新しい生地をタッカーで背もたれに固定。
角の周囲はやはりギャザーを寄せ、こまめにステープルを打ち込んだ。
ぐるりと一周したところで中央部にたるみを発見。
もともと背もたれの形状が中央の凹んだものだったため、うすうす想定はしていた。
上下左右から少しずつ力を掛け、適度な張りになったところで再度固定。
ギャザー部周辺などで余った生地を裁ち落とし、本体に戻す。


同じ調子で座面も……。

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