愛鳥の一大事?

朝食を済ませ、愛鳥こまを籠から出してびっくり。
何だか口元が赤黒く染まっている。
そんな色の物体はリビングに置いていないし、まして出てきたばかりでなにを噛んだのかと思ったら。
……ふと奴の全身を見ると、腰の辺りが全く同じ色をしていた。
血だ!
物心つかないうちから小鳥と暮らしてきたが、鳥が出血しているのは初めて見た。
どうしてそうなったのかは全く分からないものの、取り急ぎ調べておいた動物病院の場所を印刷。
自分の身支度をしながら、こまを搬送箱に入れる大変な作業はダンナに任せた。
動物病院と看板を掲げているところは近所にもあるのだが、小鳥の診療を扱っていると明記したところでないと安心できない。
(昔かなり悲しい目に遭った記憶がある)
そういう訳でいざというときのために最寄りの小鳥を診療できる獣医さんは探しておいたのだ。


鈍行で数駅、そこから徒歩で数分。
こぎれいで洒落たたたずまいの動物病院に到着。
幸い他の患者やら飼い主やらはまだ来ていないようだった。
カルテにいろいろと書き込み、先生に状況を話す。
診断は「筆毛(未熟な羽)が折れたことによる出血」だった。
処置としては、問題の羽を抜いてから止血剤を塗る必要があるという。
「(処置室から)出ていてもかまいませんが、見ますか?」と聞かれ、処置を見守ることに。
先生の指示で看護師さん?がハンドタオルと鉗子を持ってきた。
彼女がこまをハンドタオルでくるみ、暴れないように押さえながら先生に患部を見せた。
こまを飼い始めて二年半ほど経つが、悲鳴を聞いたのはこれが初めて。
いつもの甲高い金切り声ではなく、怯えきったような小さい声で「ひっ、ひぃ~っ!!」
ごめんよ。
先生が「がんばれ~」と声をかけつつ、鉗子でピッ!
さながら毛抜きで眉毛を抜くように、一本はするっと抜けた。
が、もう一本は(折れて)短すぎるため、抜くのを断念して止血処理をするという。
反対するいわれもないので、そうしてもらうことにした。
竹ひごのような長い棒の先に綿球をつけ、止血剤を含ませて患部に塗布。
「お疲れさん」とタオルを外すと、心なしかやつれたような顔をしていた。
でもとっとと飛び出して人の頭やら肩やらに乗り、つかまらないのが奴らしい。
処置室の電気を消してもらってもおちつかないので、採光窓をコートで塞いで暗室状態にしてから捕獲。
やれやれ。


抜きそびれたほうの羽をとがめてしまうことさえなければ、もう大丈夫とのこと。
もしまた出血するようなら、カラー(行動制限用首輪)の刑。
ひとまずは安心ということで、何日か様子を見ることに。
やれやれ。

“愛鳥の一大事?” への1件の返信

  1. 小動物の出血は怖いですね。。。
    犬や猫と違い、ちょっとしたことでも命に関わる場合もあります。
    大事に至らずよかったです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です