しあわせなあそび

農業を営んでいる知人のリース展に行ってきた。
リボンや基材を除き全てが「近場で拾ったもの」という手作りの試み。
手芸素材の豊富さもさることながら、自然物を生かす遊び心に舌を巻いた。


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赤いのは鶏頭。1年ほど経っても色あせしないらしい。
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青いのは紫陽花の花そのもの。
何と信州ではこの状態で自然に存在するという。
枯れても赤褐色になったりせず、夏には天然のドライフラワーになるとのこと。
高原の気候が為せる業だ。
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リースと言うには変則だが、注連縄に他の素材を飾る発送が新鮮で面白かった。
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この赤は唐辛子。観賞用などではなく鷹の爪そのものとのこと。
暖かみがあるなとは思ったが辛さは想像できなかった。


お金のかからない趣味よ、と知人は笑う。
信州ならではの環境を享受し遊び心と手間を加えたリースたち。
作り方を聞いてみると、自然による仕事が大きいらしい。
冷涼で乾燥した気候だからこそ、時が止まったようなドライフラワーができるようだ。
一方で身近を見渡して「あれも使える、これも遊べる」という発想も面白い。
その地ならではの遊び方、楽しみ方という豊かさに憧れを感じる。
実にいいものを見せてもらった。

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