オブジェクトの強制編集

PowePoint上のグラフや「Microsoft Officeオブジェクト」は曲者だ。
外部(たいていExcel)から貼り付けられたものの場合、中の文字列が編集できない。
何故か見出しは編集できて凡例は編集できないものまで実際あった。
備忘のため、強制的に文字列を編集する方法を記しておく。


準備として元のファイルをバックアップしておく。
1.作業用に新しいPowePointファイルを作成する(以下、「作業用ファイル」)
2.強制編集したいグラフを選択→コピー→作業用ファイルに形式を選択して貼り付け
  このとき「Windowsメタファイル」を選択
  (そのまま貼り付けると任意の場所に動かせない場合があるため)
3.貼り付けたグラフ(画像)のグループ化を解除
  右クリックメニュー→グループ化→グループ化を解除→警告が出たら「OK」
追記:PowePointファイルで「グループ化を解除」したところ文字化けした例あり。
   このときは作業用ファイルをWordで作成し同様に扱っただけで解決した。
4.文字列部分を編集
5.元のファイルから該当部分を削除
6.作業用ファイルで編集したオブジェクトを2.と同様に元のファイルへ貼り付け


これらグラフの見出しや凡例は本来なら作成元ファイルで編集するものである。
だが実務上、作成元ファイルが支給されることはまずない。
(私の場合は納期が短すぎて支給を待てないだけかもしれないが)
この商売、こうした言語にも翻訳にも直接関係ない技能が実は必要なことも度々ある。
密かに「なんとかする能力」と呼んでいるのだが、もう少しは洗練したいものだ。

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