小さくて大きい仕事

内容も規模もまちまちながら、ありがたいことに切れることなく仕事を頂いている。
最近とみに多いのが某大手メーカーなのだが、大手すぎて取扱い製品もかなり幅広い。
事業計画などを見ていると目が回るほどだ。


ものによっては身近にあったり、消費者の目が届かない場所にあったりする。
また製品やサービスのサポート関連文書も回ってくることが多い。
そんな大企業の国際戦略を見ていると、無性に勇気づけられたり、心配になったりする。
守秘義務さえなかったら言いふらしたい面白さなのだが、そこは商売なので我慢。
最大限ぼかして言うと、大手対大手の取引は消費者への影響も無視できない。
この仕事をしていると、新聞沙汰の裏側が垣間見えてしまうのだ。
幸か不幸か資産家ではないのでインサイダー取引に手を染める危険性はないが。
そのぐらい深刻で濃密な内容が短納期で降ってきている。
元原稿の作成日時からして、お客さん自身かなり仕事が早いのだ。
同規模の日本メーカーに思い当たらないが、こんな早さで意志決定はしないだろう。
勢いのある会社は仕事の進め方にも勢いがあるのだろうか。
ついて行くのも楽ではないが、面白い。
信頼の上に続けて発注してくれているのだといいが。
できることをできるだけする他ない。
貴重な機会に感謝して、もっと楽しめるように、を目標に。

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