今年もルミナリエを観賞してきた。
毎回は行っていないが、開催は31回目とのこと。
無料会場の一つとして賑わう東遊園地。
「スパッリエーラ」
全長49.7m、高さ最大22mもある(公式情報)。
その大きさゆえに、人々は妙に距離を取る。
一緒に映る「引き」で撮りたいのだろう。
「芝生の中までお進みください」と誘導の声がした。
ふと手前を見ると、まだ若い桜の木。
何かがぶつかったのか小枝が折れ、樹液を流していた。
荘厳な公式BGMをよそに、市役所側ではLet It Beの弾き語り。
入場ではなく退場の誘導に人手が割かれていた。
大混雑でもなく、逆らう観客もおらず、平和に流れていた。
旧居留地の「ドッピオガゼボ」から波止場町緑地へ。
旧居留地会場の誘導に従ってまっすぐ出たのに到達できず。
波止場町緑地は海岸通りを挟んで目の前にある。
作品「カッサアルモニカ」も見えていた。
が、見えるとおりに歩かせてもらえなかった。
歩道橋で海岸通りをまたげばすぐなのだが。
有料会場からの退路なので山側からは上れないらしい。
込んでいなかったので数分の遠回りで済んだが。
有料会場メリケンパークについては前売り券を持っていた。
平日のせいか当日券もまだあるようだった。
以前に観たときより空いていた気がする。
今回は継続開催の支援を呼びかける声が耳に残った。
どこの会場でも聞こえた。
募金は苦手なので協賛くじを買った。
めでたく全敗した。
募金や協賛で開催費用をまかなうのは分かる。
呼びかける声が大きくなるのも場の人数相応だろう。
しかし、開催のための開催なのかと何か引っかかった。
黙祷には向かないな。
鎮魂の光と祈りだったのでは。
作品の美しさを享受するのは当然だろう。
訪れた記念に撮りたいのも理解はできる。
でも、ちょっとだけでも、真面目に見上げないかい?
震災は初めて神戸を訪れるより前のことだった。
なので二次情報で断片的にしか知らない。
その震災で命を落とした人々も存じ上げない。
でも、それが急だったことだけは分かる。
生存者の多大な努力や投資で今の神戸がある。
そして、何故か自分は生きている。
巻き込まれなかったからなのは当然だが、何故か、だ。
