A4で170枚という規模の納品を済ませた。
済んでしまった。
指定納期は12/7だったので、その6倍も早く納品したことになる。
今回ほど使い慣れたソフト類のありがたみを感じたこともない。
原稿が画像PDFだったので、
ページごとにTIF出力→OCR→改行位置修正→翻訳→レイアウト
という5段階で作業していたのだが
正味の翻訳時間が最も短かったように感じる。
前半こそ調べ物が多く打ち込み量も多かったのだが、
3割ほど進んでからの加速度がすごかった。
TRADOS使いには当然のことなのかもしれないが、
それまで自分の書いてきた訳文が、ある段階から作業用の雛形になる。
殊に今回のような規格文書や操作マニュアルなどに対しては効果も絶大。
雛形と作業中の文書でどこが違うのかも見やすく表示してくれるので
校正ないしその反映ぐらいしか手間がかからないのだ。
ほぼ自動入力。頭の回る速さ+数秒で訳文ができていく。
あらためて、文字入力の遅さを実感した。