たいした話ではないが。
日本では株式会社と言えばおのずと「○○株式会社」か「「株式会社○○」であるが、
中華圏の企業では「株式有限会社」だったり「有限会社」だったりする。
法律の違いで表記がより自由という前提はあるのだろうが、実は縁起の問題だったりするかもという話。
先日、台湾で会社の命名本というのを見つけてきた。
子供の命名本なら日本でもおなじみだが、会社の命名というのに目新しさを感じて購入。
まあ内容は似たようなものだ。
人間の姓と名に当たるように会社名を分解する。
固有名詞の核である前半部と属性(業種など)を示す後半部にすれば、姓名判断と同様になる。
たとえば「ひよこ法律事務所」だと前半部は「ひよこ」後半部は「法律事務所」となるのだが、
・それぞれの画数が吉か凶か、総画数はどうかを見る画数解説
だけならともかく
・後半部の選択候補集(業界別)
がついている。
ハンコ屋だけで10件以上も載っている充実ぶり。
……なるほど訳したら同じになる固有名詞が多いわけだ。