勤務先の近くに、「究極豚丼」なるものを食べさせる店がある。
前から気になっていたので、職場の人を誘って試しに行ってみた。
昼どき、しかも結構な雨なので非常に込み合っていたのは同情に値する。
しかし注文を後回しにするのはどうなんだ。本末転倒ではなかろうか。
「すみません!」と声を上げたのは当方。女性。
なのに店員は我々の後ろを素通りして隣の男性客の注文をとり始めた。
隣の男性客は私がお茶を飲み干してから入ってきた二人組である。
「いくらなんでもそれはないんでないの?」と思わずそのまんま言ってしまった。
しばらくして、何事もなかったように同じ店員が注文をとりに来た。
豚丼は一種類しかなく、味噌汁だけ二種類から選べるようだ。
私「豚丼を豚汁で」
職場の人「私も同じものを」
店員「究極の豚丼でよろしいでしょうか」究極のと言わないのが気に入らない素振り。
……おねいさん、そんなものこの店にないぞよ。
「の」が余計だ。
間違うぐらいなら訂正しないでいただきたい。2点減点。(満点は不明)
いきなりすぎる人
仕事ではよく結論が見えない話ばかりする人にいらだったりするものだが、
全く唐突に要件本文から話し出されても困惑するものだと知った。
帰宅の途中、駅の改札を出て少し歩いたところ。
ものすごい勢いで見知らぬ人から話しかけられた。
最初、全く何を言っているのか分からず、何だか怖いのでさっと無視すると
また同じ音節を畳み掛けてくる。
何秒か考えてやっと、彼の言いたかったことに察しがついた。
某駅に行くためのホームがわからないらしい。
「一番あっちの突き当たりにあるホームですよ」と教えると
「何だ、階段おりんのけぇ」とそのままの勢いで彼は去っていった。
ひどく訛っていたうえに呼びかけの間投詞がなかったので、
私に道を聞いているとは分からなかった。
教えてもらって「ありがとう」、がないのはまだしも(失礼ではあるが)
話しかけるときの「すみません」なりせめて「ちょっと」ぐらいは欲しかった。
純粋な機能として挨拶が必要なときがあるのだとは、少し驚きである。
史上最強らしい
先月の日記に書きそびれたのだが、4/22~24の2泊3日で台北に行ってきた。
毎年のように中華圏へ出かけては気になった本を買い込んでいるのだが、
今回の買い物は夢占いとマッサージの本。
マッサージについては健康やら漢方やらが流行っているらしいからだが、
夢占いについては自分の夢見の悪さから興味が向いたものである。
で、『史上最強解夢書』(蒋星五・編)とその続編を購入した。
西洋式ではなく中国式の夢判断が元になっているとのこと。
見出し項目に「ペンギン」があったりしてかなり面白いので、
気が向き次第ちょっとずつ内容を紹介していく予定。
解夢書の内容はカテゴリ「夢診断」参照
母来たる
明日から台湾旅行。母とダンナが同行する。
成田午前発の便なので私の田舎から当日合流はほぼ無理、
ということでゲストルームを確保し母に待機してもらうことに。
帰宅してみたら彼女はやや退屈そうにテレビを見ていたが
屋上に連れて行くと喜んで写真を撮りまくっていた。
人のことは言えないが、絵に描いたようなおのぼりさんぶりだった。
Notesのアドレス帳をOutlookに引っ越す
こんな需要は滅多にないだろうが、調べても出てこない技?なので紹介。
勤務先では普通Notesでメールのやりとりをしているが、
外出先から見たいとかいう需要に応じてPOPアカウントも発行する。
厄介なのは、POPメーラーからNotesのアドレス帳が見えないことだ。
まぁ普通は数件しか登録しないので、特に引越し作業はでてこないらしいが。
ところが身近に引越し需要が出てしまったのでさあ大変。
260件以上もあるリストをいちいち入力していられないのも分かる。
とは言え、ヘルプを見てもネットを調べても方法が出てこない。
出てくる情報ではOutlookの「連絡先」までしかたどり着かなかった。
1.Notesの「個人アドレス帳」DB画面を開く。
2.画面右上の「ツール」から「書き出し」、「全文書」を選ぶ。
3.CSV型式として適当な場所に書き出す。
ここまででNotesからアドレス帳を抽出することはできる。
4.Outlookを起動する。
5.「ファイル」→「インポートとエクスポート」
6.「ほかのアドレス帳」→先ほどのファイルを指定
7.インポート先フォルダに「連絡先」を指定
8.「ユーザー名」を「名前」など、項目の関連付けを設定
これでOutlookの「連絡先」画面から参照できるようになる。
ところが。
新規メール作成時に宛先を選択するには「アドレス帳」が必要。
ヘルプでは「アドレス帳」は「連絡先」と連動するとあるが、
何故か自動作成されなかったので手動作成することに。
9.OutlookExpress(Outlookではないのがミソ)を起動
10.「ファイル」→「インポートとエクスポート」→「インポート」
11.先ほどのファイルを指定→関連付け
12.「ファイル」→「インポートとエクスポート」→「エクスポート」
13.「ほかのアドレス帳」→「OutlookExchangeアドレス帳」
こうするとOutlookのアドレス帳が更新される。
ややこしいことこの上ない。
社内コールセンターも一日かかって回答できなかった。
心づくし
勤務先で利用しているバイク便業者が発送伝票の束を持ってきた。
専用受付番号や発信元住所が印字してあるだけでも重宝する。
そして営業担当とおぼしき彼がその束と一緒に手渡したものは。
赤・青・黄色の箱ティッシュだった。
箱は小ぶりで、正方形の一辺がよくある箱ティッシュの短辺ぐらい。
厚みはまあ一緒か。
微妙な笑みを禁じえないのは、その体裁だった。
三つ重ねて輪ゴムを十字にかけてある。
きっと販促企画は1個ずつの配布を期待して作っただろうに、
去年の箱よりだいぶ小さいのを営業現場は気にしていたのだろう。
「お心遣いありがとうございます」が口をついて出た。
現場は頑張っているのだろう、それぞれに。
もう一歩、だったのかな?
朝ディスポーザーの配水管が詰まったので会社を休む羽目に。
流し台に故障時の連絡先と書いてある電話番号はなかなかつながらず、
つながったのはいいが漏電点検をさせられる。
「だから配水管の詰まりだって言ってるぢゃないですか」
「そういうことはマンションの管理会社に……」
それを早く言ってよ。
管理会社と何往復か電話したあと、
何故か修理会社ではなくメーカーから人を派遣してくれることに。
待っている間かなり手持ち無沙汰なのでメールチェックなぞしてみると、
Ameliaの事務局から「請求処理をするように」とのお達しが。
実は出版翻訳企画の持ち込みを仲介してくれていたのだ。
企画としては半年以上も前に採用されていたのだが、
版権の確認やら翻訳者の選定やらに出版社が忙殺されていたらしい。
そして、翻訳書が出したくて応募していたのだが、翻訳者選考には漏れた。
まぁ出版物なんて雑誌の一部記事ぐらいしか経験がないし、専門分野でもないので致し方ない。
ただ、今更「それじゃ企画料だけでも」とは言い出しにくいのが引っかかっていたのだ。
事務局が指示を出してくれたので心置きなく請求書を作成できた。
めげずに他の本も発掘して持ち込むべきかは色々と悩みどころである。
専門分野のなさがこんなところでも痛いとは、とほほ。
いつの日記にしたらよいやら
ここのところ休みなく翻訳受注があり、ばたばたしていた。
昨日に至っては疲れて夜間作業ができなかったのだ。
会社仕事でも翻訳仕事でも、だいたい「疲れ」は頭や目に来る。
ところが今回は、頭も目も休んでいた訳でもないが、手指が疲れた。
左手の薬指と小指の間がつったように痛くなり、薬指が麻痺してきたのだ。
まぁ手元の仕事は土日に片付ければよいだろうと自分に言い聞かせ、休憩することに。
仕事にありつけるのは本当にありがたい。それは今でも変わらない。
ただ、本当に毎日となると兼業そのものが一種の苦痛になるのだと実感した。
今回は左手の一部だけだが、動かなくなってはどちらの仕事もできない。
一日も休みがない時期などそうそう続くものではないだろうが、
そろそろ仕事量の調整も意識しはじめるべきなのだろうか。
好運
自宅マンションの防火設備点検に備え、勤務先を休んだ。
この日の午前中は在宅のこと、と指示されており外出はできない。
せめて1時間単位で指定してくれればいいものを、
3時間も拘束されるなんて宅配便より厳しい。
暇だからといって朝風呂に漬かる自由もなく無聊にしていると、
携帯電話が鳴った。メール着信とあるので勤務先からではないようだ。
見ると「翻訳依頼」とある。
パソコン用アドレスに依頼を送ったので確認してほしいとのこと。
ありがたいことこの上ない。
早速パソコンで確認してみると、Word原稿だった。
テキスト変換の必要がないのでA4で3頁も長くは感じない。
納期は明日いっぱいとあるが、今日中にはできそうだ。
何しろ家を出られない。
設備点検そのものは昼前の微妙な間合いで始まった。
室内の火災報知器をざっと見た後、ベランダの避難梯子を点検。
梯子が短いと指摘された。
勿論、売主にも報告するとのこと。
確認書類に認印を押して、対応完了。せいぜい10分ぐらいで済んだ。
それからひたすら翻訳作業。
原稿を受け取ってから訳文の体裁を整えるまで約4時間。
これでも報酬は勤務先の給料を日割りしたものといい勝負である。
尤も有給を使っていることを考えれば二重取りなのだが。
間違いではないが正しくない
ありがたいことに昨日とは別の会社から引き合いがあった。
電話で担当者が申し訳なさそうに
「文字が小さいので文字数を数えるとちょっと多めに…..」
別に文字数は(引き合い時点で)気にしない、と答えると
「……じゃPDFでお送りします」とのことで商談成立。
いざそのPDFを開いてみると、元原稿は雑誌記事らしかった。
割とよく見る段組なので、特に細かいという感じはない。
どうして彼女は字の小ささを気にしていたのだろう、という程度だ。
問題は字の小ささではなく潰れっぷりであった。
見るからにFAXで潰れた漢字たちがのたうちまわっている。
また翻訳よりも原文解読に手間隙のかかるパターンだ。
黒すぎたり白すぎたりする字ばかりで先が思いやられる。
が。「ChinaScan2」は思っていたより優秀だった。
肉眼では何だか分からない塊ですら、字になり文になるのだ。
前後の文字が読めれば「困ったちゃん」もなんとか判る。
識字率90%という謳い文句は誇大表現ではなかったらしい。
結局それでも読めなかった3箇所は、注をつけて担当者にお願いした。
3箇所で済んだだけいい、と心から思った次第。
