捨てればゴミ、生かせば資源

同業者では知る人の多いS社の愛すべきニュースレターが今日も来た。
いつもなら開封もせず捨てるのだが、何となく開いてみたところ面白い事態に。
(単なる内輪受けに過ぎないので内容は再掲しない)
ただ二転三転して役に立った情報もあるので、そこから先だけ記しておく。

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国際取引のお約束、Invoice

何度か書いているとおり、翻訳の仕事が日本でばかり発生するとは限らない。
会員制サイトprozやTRADOSユーザサイトtranslationzone経由でやってくる案件は、ほぼ国外からのものだ。
国外からの案件を引き受けるということは、とりもなおさず国際取引をするということだ(当たり前)。
納品をしてお金をもらうという行為は輸出にあたる。
そこで必要になる帳票がInvoiceというのだが、送付書だとか請求書だとかいろいろな訳があてられている。
役割としては納品書と請求書を兼ねているようなものだ。
ふと、このお約束(Invoiceについて)が分からないばかりに海外との取引を躊躇している翻訳者がいたら勿体ないと思った。
ほぼ定型の書式があって埋めていけばいいだけなのだが、
国内用の請求書と違って帳票そのものがそのへんで売られていたりしない。
こういう帳票やら雛形やらを作る能力も探す能力も翻訳そのものの実力には関係ないだけに、
惜しいことをしている人が実は結構いるのではないかと勝手に思いついたまでである。
そこで、自分がいつも使っているWordの帳票をExcelに移して改変してみた。
Excelファイルのほうが後々で手直ししやすいし、特に知識がなくても利用しやすい。
「メールで訳文を納品」に特化した雛形は珍しいのではなかろうか。
記入例で初歩的なお約束が分かれば「メールで」を「郵送で」に変えたりすることは造作なかろうと思う。
誰かの役に立てる機会があるといいが……我ながらやや偽善くさい。
invoice_form.xls

sleipnirの検索バーで簡体字のGoogle検索

タブブラウザsleipnirは強力なカスタマイズが特長。
最新版には簡体字メニューもあるものの、検索バーへの入力は日本語が想定されている模様。
 そのまま簡体字の語句を入れて検索すると、日本語にない文字は「?」で置き換えられてしまうため、検索精度がいまいち。
 そこで早速カスタマイズ。簡体字でGoogle検索できるように設定を自分で変更!
手順(というほどでもないか)
-「ツール」-「sleipnirオプション」-「検索」-「検索エンジンリスト」を開く
-「Google(日本語)」を選択 – 「新規」ボタンクリック。
-図のように各設定を入力。
sleipnir1.GIF
-「リクエスト」欄は「http://www.google.com/search?lr=lang_zh-CN&ie=UTF-8&oe=UTF-8&q={all}&num=50」
-次に左のリストから「カスタム検索ボタン」を開く
-下の検索エンジンリストにGoogle(簡体字)が出るので、これを「追加↑」
-「OK」ボタンで閉じる
→検索バーの右に新たなGoogleボタン(=簡体字検索用)が。
sleipnir2.GIF

サイト

仕事情報:アメリア 有料の会員制サイト。入会金5,250 円/年会費 15,750円(税込)求人情報が毎日のように更新される(が、主に英語案件)。
がんばれば出版翻訳にありつける企画も魅力的。
TRADOSなどのツール紹介、割引販売も充実。
#会員の紹介で入会すると特典あり。
TRADOSのフリーランス向けページ:TRADOS TranslationZone
翻訳支援ツールTRADOSのフリーランス版ユーザー向けページ。
同ソフトのユーザーはプロフィール(得意分野など)が登録できる。
ここの登録情報を見て連絡してくる翻訳会社も意外とあるので侮れない。
難点なのは、一見して判るとおり全てが英語であること。
日本法人のページを見てもフリーランスを選択すると結局ここに飛んできてしまい、英語とつきあうはめになる。
購入は上記アメリアや翻訳会社代理店を通すのがお勧め。
無駄に疲れない上むしろ安い。
ユーザー参加型オンライン辞書:北辞郎
英辞郎の中日版。
ニッチな表現が結構ある。

パソコン周り

タブブラウザ:sleipnir  中国語の簡単検索法については
sleipnirの検索バーで簡体字のGoogle検索
参照
開いたページがタブとして一つのウィンドウに収まるので大変便利。
中日辞書を引きつつ中国語サイトでの用例も検索する、など。
電話・FAX・スキャナ・プリンタ兼用機:MyMio 薄型デジタル複合機
MFC-620CLN(最新機種は
MFC-860CDN)

もっぱらスキャナとして活躍。
原稿送り装置(A4普通紙10枚まで)がついているので、
複数枚のFAX送信や紙資料の大量読み込みには割と便利。
一度パソコンから設定すれば、ボタン1つでできる機能が充実。
難点は
インク
が減りやすいところか。
紙原稿・画像のテキストファイル化:ChinaScan2中国語OCRソフトウエア
だいたい翻訳作業にはTRADOSを使うので、
原稿や参考資料が紙で支給されたときはスキャナとこれでテキストにする。
簡体字、繁体字どちらも読み取れるが、書き出しは簡体字のみなので
繁体字のときは別途コンバーターにかけて使うことも。
それでも一文字ずつ打ち込むよりは速い。
中国語の文字コード変換:中国語コンバータ 4.74
原文がやChineeseWriterやCWnn(擬似中国語)だった場合、
繁体字の紙原稿をOCRでテキストにした場合に使う。
擬似中国語はものによって編集できない場合があるし、
何より翻訳メモリに入れても汎用性がない。
そこでこのソフトを使いGB2312(簡体字の標準コード)に変換する。
OCRテキストの簡体字を原文と同じ繁体字に戻すこともできるが、
この用途で使い出したのは最近。
確定申告書類作成:
やよいの青色申告

レシートや銀行の取引明細から個人事業主としての財務諸表を作成。
日々まめに入力さえしておけば難しい?計算は自動でしてくれる。
勘定科目を新たに作成するのも簡単。
慣れるまではかんたん入力しか使わないかも。

参考書(日本語)

用語の定義(妥当性の確認)や文脈の参考用:JISハンドブック
それなりの規模の図書館で借りることもできるが、旧版が多いので
これはと思うものは通販で取り寄せ。
#へたな辞書より重いので店頭で買って持ち歩くのはお勧めできない
経費処理の参考用:
フリーのための「青色申告デビュー」ガイド改訂版

題名のとおりフリーランサー(自由業者)のために書かれた入門書。
「これは経費につけられるかな?」「何費にできるんだろう?」というとき便利。
なかなかきわどい裏技も載っているので読むだけでも面白い。

その他

電子辞書:エクスワードXD-GT7350
小学館の中日・日中辞典は付き合いが長いが、これには大修館書店の中日大辞典も収録されているのでお得感があり購入。
日経BPのパソコン・電子技術用語対訳集なぞは書籍版がないそうなので貴重かも?