たい焼き一筋たっぷり庵

店名のとおり、鯛焼きだけを商っている。小倉115円也。
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20匹ぐらいを一気に焼き上げ保温していた。
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あんこがはみ出しているのがお分かりいただけるだろうか。
普通の鯛焼きと違い、焼き上がった上下の生地であんこを挟んでいる。
生地そのものは、可もなく不可もなし。
懐かしい香りがして、しっぽの辺りはかりっとしていた。
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あんこは甘さが強いものの、ねっとりとした感じはない。
しかしこれは鯛焼きなのだろうか。むしろどら焼きのような気がする。

てん神

たこ焼きと鯛焼きを扱っている業態。
つぶあん130円也。
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焼き器を見る限り「天然もの」らしいが、焼き上がりを売ってくれるわけではなかった。
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ストッカーの金網の跡が付いている。
生地もとい皮はぐにぐに(「ぐ」も鼻濁音で読んでいただきたい)の食感。
強いて喩えれば濡れ煎餅のそれに近い。
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あんはさらっとしていて甘みが強いが、くどくはない。
いっそ白い鯛焼きなら諦めもつくのだが。

たい楽

駅前すぐにあるのに見過ごしてしまいそうなこぢんまりとした店。
粒あん120円也。
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焼き上がったものを保温していたが、パリパリ感には問題なし。
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薄皮を標榜している割に、あんが透けて見える箇所はなかった。
極端な薄さではないのだが、しっかり香ばしくパリパリした生地。
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あんは比較的ほくほく、甘みはあっさり。
日常の行動範囲に所在していないことが惜しまれる。

薄皮たい焼 銀のあん

全国?チェーン店。あずき150円也。
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「美味しく召し上がれますように」と言いながら渡してくれた。
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薄皮と名乗るだけあって、あんが透けて見える。
生地は香ばしく、咬むと本当に音がしていた。
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あんはややさらさら。甘さが強かったものの、厭な後味はなし。

井津美屋

和菓子屋が鯛焼きも扱っている体裁の店。つぶあん136円也。
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大振りでふかふかな印象。
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「和菓子屋さんのあんこたっぷり!」と自慢げに標榜しているが。
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絶対量は多いのかもしれないが、相対的にはむしろ少ないほうに入る。
確かに和菓子屋のあんこと言える上品なあんではあったが、生地の勢いに負けていた。
救いは生地がさほど甘くなかったことか。

一輝

ベビーカステラと鯛焼きを扱っているお店。十勝あずき120円也。
焼き上がりの商品は特に保温するでもなく積んであった。
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味というより食感で好き嫌いが分かれるかもしれない、ふかふかの生地。
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未検証ながらベビーカステラと同じ生地かもしれないと思った。
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あんは砂糖分が強く、ややさらさら。
生地も甘かったのでちょっと救いがない感じだった。

幸福屋

商店街の中でたこ焼きも扱っている。小倉100円也。
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よくある大量生産型だが、実は一匹がかなり大きい。
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価格と大きさで想像は付いたが、あんは少なめ。
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ういろう部長をして「ベーキングパウダーの味がする」と言わせしめた一品。
多くは語るまい。

サザエうす皮たい焼

大丸京都店の地下に立地。小倉140円也。
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焼き上がり商品の保管風景が面白い。
重なって湿気るのを防いでいるのだろうか。
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注文したら炙り直してくれた。
うす皮の名に恥じず、中のあんがところどころ透けて見える。
生地はほんのり甘く、とてもパリパリしていた。
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これだけあんが入っていても生地が湿気た感じがしない。
あんは適度にねっとりしており、水っぽくも粉っぽくもなかった。
生地が甘いだけに、あんがもう少し甘さ控えめでもというのは贅沢か。

匠のこだわりだんご たい吉

店名のとおり、団子屋なのだが鯛焼きも扱っているお店。小倉140円也。
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生地は塩気が強く、南部煎餅に近い味わい。
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写真が悪いのではなく、本当にこんな最中のような色だった。
購入時もう冷めてしまっていたのだが、存外ぱりぱりしていた。
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あんは全体にたっぷり詰まっていた。
甘さは控えめ、食感がややもそもそ気味。
団子屋の小倉あんがこれでいいのか。

鳴門鯛焼本舗

天然鯛焼きを標榜するチェーン店。「黒あん」140円也。
白あんがないのに黒あんと名付けるのは些か高級感を損ねる気がする。
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注文時にはいくつか焼き上がっていたのだが、予約客がいたらしく軒先のベンチで待つことに。
ちなみにこのベンチ(男性がいないほう)、がたついていた。
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一匹ずつ焼き上げる製法の割に薄皮ではないが、ところどころあんが透けて見える。
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このあんが想像以上に個性的だった。
甘さ控えめはともかく、何ともほくほくした食感。