二週連続で人の集まる場に顔を出した結果、私ごときでも十数枚の名刺を頂くことができた。
まぁセミナーの講師を務めた方はそれも業務の一部ぐらいの認識だったかもしれないが。
会社や組織(から来た人)の名刺はさておき、フリーランスの皆さんの名刺が面白い。
A・名前と連絡先だけ
B・カラーのイメージ画像?
C・肩書きのごとく取り扱い分野を追記
D・裏面に取り扱い分野を列記
E・裏面に履歴書(!)
F・裏面に英語表記(しかもファーストネームが本名と違う)
私本人はCに類する名刺を使っている。
分野などあってないようなものなので「中国語翻訳」としか書いていないが。
それでも効果十分と言うべきか、名刺交換に応じてくれた人のほぼ全員に「へぇ中国語!」と反応された。
数年前は書いていなかった(Aの類だった)ので、書いて正解だったのかなとは思う。
むしろAの類は勿体ないなと感じるぐらいだ。
一対一で話す場面なら相手についてのメモをそこに書き込むとかいう方法もあるだろうが、交流会の中で渡し合う名刺に情報が少ないと、やはり印象が薄くなる。
ちなみにFの名刺をくれた人は一番それが似合わない外見の人だったのでよく覚えている。
恐らく商社かどこかで働いていたときの通称ではないだろうか。
恐るべし大阪のオバハン
色々と間の悪かった今回の東京出張だが、帰りのバスの連絡はよかった。
回数券を買って少し待つだけで乗車できたので疲れずに済んだ。
ほっとして家に連絡を入れたところで問題発生、こまったちゃん登場。
出発時刻になってから悠然と現れたオバハン、「このバス○駅に止まるのん?」
空港側係員「止まるけど、もう出るよ」
オバハン「ちょ待ってぇな、乗して」
係員「じゃあ急いで切符を買ってホラ、んで預ける荷物あんの?」
オバハン「…」
その連れとおぼしき若い女性が券売機に並んだが、なんだかまごついている。
しばらくして本人が窓口へ行くと、上述の女性が荷物を預けはじめた。
係員「そっちの荷物は?」
若い女性「私は行き先また別なので…」
嫌な予感。
オバハンが切符と釣り銭を持ったまま乗車してきたときには南ターミナル発の定刻を2分ほど過ぎていた。
しかも、北ターミナルで乗客を拾いだしたタイミングで「ちょ降ろして」
…降りる?
目が点になっている運転手を尻目にダッシュで降りた彼女、北ターミナルの係員に何やら話しかけている。
彼女の声は分からないが係員の返事だけは聞こえた。
「え?荷物あるかないか分からん?んで戻るの?ってか預けたの?…え?娘が持ってった??」
先刻の女性はオバハンの娘だったらしい。
オバハンはその娘となのか携帯でしばらく話してから、バスのトランクルームに首を突っ込んだ。
「あ~、うちの荷物あったわ~」と言いながら再乗車。
「皆さんえらいすんません、お待たせしました」
……何をか言わんや。
すんませんと口に出しただけでもかわいいと思っておくべきなのだろうか。
それともその行動力を多少は見習うべきなのだろうか。
何とも逞しいことは確かなのだが。
……ああはなりたくない。
外こもり?
今日は会う予定だった友人が捕まらなかったので、時間が空いてしまった。
とはいえツアー扱いの契約なので航空便をずらすこともできない。
滞在先が安いビジネスホテルなのでチェックアウトがやや早い。
さあ困った。
とりあえず空港へ直行し、ラウンジで過ごすことに。
時間が空いたとはいえ、実は手元に仕事を抱えているのだ。
電源とインターネットにありつければ退屈はしない。
ラウンジは両方を提供してくれるのだが、いかんせん机が椅子の真横についている。
動かせる構造でもないので、身をひねるようにして午前中をそのまましのいだ。
正午ごろになって腰が疲れてきたため、休憩を兼ねてラウンジを退室し空港内レストランへ。
おでんが美味だったが、何故かイタリア~ンなトマトが入っていた。
しかしそのトマトも何故か美味だった。
デザートまで食べて満足したところで、元のラウンジには戻らず保安検査場へ。
検査場はむしろ伊丹のところより混んでいた。
通過した先は閑散としていたので利用客数の差ではなさそうだ。
パソコン専用のかごを係員に手渡ししてもらう暇だけでも蓄積すると行列になるのではと疑わしい。
東京土産を一つ買って、今度は制限エリア内のラウンジへ移動。
保安検査前のところでは全席にあった電源が、こちらではほぼ確保できない。
ようやくタコ足から引っ張れそうな場所を見つけたので、他の条件は考えずまずその席に陣取った。
こちらの椅子は(是非はともかく)動かせるので、椅子を回して机の正面を向いたところ。
数分後にラウンジの人がやって来た。
戻せと注意されることは覚悟していたのだが、意外と用件はそうでもなかった。
「電源の取れるお席ならご案内しますよ」
そそくさと椅子を戻し彼女の案内に従うと、ビジネスセンターなる部屋に着いた。
ラウンジの中にパソコン部屋がしつらえてあったのだ。
背中合わせに2席あり、事務机にやや独特なパソコンが備え付けてある。
10分100円でOpenOfficeとブラウザが使えるそうだが、持ち込んだパソコンを隣で使ってもいいらしい。
それを示唆するかのようにfreespotの案内表示がちょこんと置いてあった。
雑誌を読んでお茶を置いたらいっぱいいっぱいのテーブルとは比べものにならない安定感。
すっかり根を生やして3時間ほどそこで仕事をさせてもらった。
途中、反対側の席に何人か出入りがあったり、利用を試みて断念する人があったりしたが、よく覚えていない。
そんなに集中して仕事をしていたということもないのだが。
そんなラウンジの状況は、電源検索サイト「モバイラーズオアシス」を作っているダンナに随時報告した。
外出先で電源が取れるとか、机が使えるとかいう場所を収集表示しているサイトなので、そういう情報の需要があったりするのだ。
夕方になって搭乗口付近へ移動すると、パソコン用と言いたげな机と椅子の組が目に入った。
まだ離陸まで時間があるので作業を再開しようかと思ったが、インターネットにはありつけなかった。
やむなくオフラインでもできるところのみ作業を進め、搭乗案内を待つことに。
ということでほぼ丸一日、羽田空港に籠もっていた。
貴重な機会だとは感じないが、多分そうそうない事態だろうとは思う。
盛りだくさんな一日
・東京に移動
・元同僚二人と昼食→副業の営業
・ゲーム翻訳受注
・翻訳環境研究会
・研究会後の懇親会
・納品済み翻訳の確認
今回の主な目的である研究会、懇親会についても思ったこと書きたいことが多々あるものの後述。
まずは一言だけ、「収益の柱は複数あるといいよね」
とかく充実して忙しい一日だった。
知らないで損した
輸入ごっこをしたくて中国のお買い物代行サービスPanliを使ってみたが、送料の高さに辟易していた。
日本宛なのに欧米宛より送料が高く取られるのが納得いかず、交渉するもことごとく敗北。
どうにかならないかと考えていたら、実はよそのサイトなら最初から安かったというひどいオチ。
中国風なるところではきちんと日本(を含む東アジア地域)宛の送料が区分されているし、よりお手軽な料金のSAL便も選べる。
代行手数料や通関費用なども比較したが、どうも中国風のほうが有利そうだ。
・手数料が商品総額の10%なのは同等。
・通関費用が8元なのも同等。
・PanliではPanliアカウントに入金しておく必要があるが、中国風にはない(都度課金)。
・どちらでもPaypalが使える。
明示されていないので気がかりなのはPaypalでの決済手数料だが、よもや品代より高くなることはあるまい。
#お茶なんぞを買うと送料>>品代になってしまう(Panliでの現状)。
よし、次の機会はこっちを使おう。
年代物
自宅にあるプリンタはかなり古い。Canon BJ-F300なる前世紀の遺物だ。
最早BJシリーズが売られなくなってから久しいというのに、意外とまともに働いている。
インクはBCI-3系なので、流石にそこいらの家電量販店では見かけなくなってきた。
オフィスデポ通販で取り寄せたり、詰め替えインクを仕入れたりして凌いでいるのだが。
つい先日、ダンナの実家から3系インクを数本もらってきた。
同年代のプリンタを使っていたのだが、ついに処分するとのことでインクだけ譲ってくれたのだ。
つまりはそういう年代の商品。保守部品がなくても文句いいっこなし。
何故かうちのF300はカートリッジを取り寄せることができたので2度ほど延命処置をしてきたが、
流石に今回が限界かもしれない。
実はプリンタは他にもあるのだが、Mymioでははがき印刷が心許ない。
なのでF300は「年賀状要員」として今まで鎮座ましましているのだ。
それに気のせいか分からないが、見た感じ刷り上がりはF300のほうが優れている。
あくまでMyMioはFAX/スキャナ複合機なので、印刷品質は気に掛けていなかったというのもあるが。
とりあえずは復活を果たしたようなので、今度の年賀状(+α)まではお世話になろうと思っているが。
次に不具合が起きたら、保守を検討せず買い換える予定。
……黒字消化の一環で先に新しいの買っておこうかしらん。
椅子のリフォーム
手に入れて5年以上になる(もう何年なのかも定かでない)椅子のがわ生地を張り替えることにした。
元は生成がかった白地にダルメシアン調の黒い模様が入っていたはずだが、放牧中の牛より汚れている。
扱いが丁寧でなかったこともあり、ところどころ中身のウレタンも見えてきた。
ダンナには買い換え時かとも言われたが、布地なら張り替え可能ではと思って試した次第。
というのは、両親が食堂の椅子をそうやって手入れしているのを見た記憶があるからだ。
#手伝った記憶はない。ごめんなさい。
用意したもの
・タッカー(と呼ぶことを初めて知った。台がない/外せるステープラー)
・ニット着分生地 約1m×1.5m
・裁縫鋏、ラジオペンチ、ドライバーなど
元々の生地が触ったところ非常に伸縮性のあるものだと感じたので、ポリエステルジャージーの類と想定。
ユザワヤへ行くも見あたらず、意外とニットスムースで事足りるのではと発想を転換。
それにしても淡色無地ばかりで気に入った柄が見あたらなかったので買うのは別の店にした。
被服用ニット生地のせいかダルメシアンや牛っぽい柄物は見あたらないが、しましまなら何種類かある。
多少はイメージが変わってもかまわないので、紺と白のしましま柄にしてみた。
椅子の背もたれを本体から取り外し、古いがわ生地を剥がす。
タッカーの後ろで引っかけるぐらいでは外せないステープルもあり、ラジオペンチも動員。
写真に撮るほどまめな記録はしないものの、だいたいの固定方法を把握しておく。
剥がした古い生地を新しい布に当てて適当に裁断。
伸縮性を考えるとあまり大きく切る必要もなさそうだったが、念のため一回り大きめに残しておく。
ステープル穴の位置を参考に、新しい生地をタッカーで背もたれに固定。
角の周囲はやはりギャザーを寄せ、こまめにステープルを打ち込んだ。
ぐるりと一周したところで中央部にたるみを発見。
もともと背もたれの形状が中央の凹んだものだったため、うすうす想定はしていた。
上下左右から少しずつ力を掛け、適度な張りになったところで再度固定。
ギャザー部周辺などで余った生地を裁ち落とし、本体に戻す。
同じ調子で座面も……。
トラドスの「と」
TRADOSの入門サイトを目指して(というほどエライコトをするつもりはないが)
新しいブログを作ってみることにした。
トラドスの「と」
何のアフィリエイト(小遣い)にもならないが、興味のある人に見ていただければと思いつつ。
癖があってややこしいソフトなので、うまく噛み砕けるよう検討中。
金融危機の影響
米ドル小切手を受け取ったので換金に行ってきた。
額面はたったの30ドル。
手数料が1000円(こちらは円建て)なので手元には1500円そこいらしか入らない。
#円にしようとしなければ30ドルのまま残るが、いつまで塩漬けにしたものか。
それどころか。
いつものように入金手続きを進めてくれた窓口の人が、
微妙な表情で私の目を覗き込んできた。
「小切手取引のご経験は……」ありますよね?と訊いている。
「何度かありますが」
「万一ですが、不渡りが出た場合、5000円頂きますがよろしいですね」
「……ええ」
不渡りの可能性に言及されたのは初めてだった。
流石に世界でも屈指の規模を誇る翻訳会社が相手なだけに杞憂だろうとは思うが、
働いた上にその入金が遠因で損をするとな。
次から振込指定しようかしらん。手数料負担が心配で回避していたのだが。
懐かしい声
大学時代の恩師から電話を頂いた。
卒業してから2度ほど顔を見せた程度だったので、とても懐かしい。
実は調べてほしいことがあって去年からお願いしていたのだが、
その回答自体はあまり芳しくないものだった。
ともあれ、声も話しぶりもまるで変わっていない。
なのでその調子で近況を語られると余計に驚いた。
先生ご自身ではなくそのお嬢さんの就職話……そんな年か、もう。
お嬢さんとも面識はあるので、そのうち話をする機会でもあればと思う。
そのうち時間が取れたら食事でも、という話になった。
まぁ当分は入試から新入生の世話にかかる時期でそれどころではないだろうが
純粋にお会いしたいのと何か得られそうな欲目のようなものが混濁している。