今週は具体的な仕事というより取引しませんかメールのほうが印象的だった。
その1。
中国にあるアメリカ系の会社の日本人から「一緒にお仕事しませんか?」とのお誘い。
どんだけニッチやねん、と思わずつぶやいてしまった。
海外の翻訳会社とも多少はつきあっているので特に抵抗は感じないが、
日本語で声がかかったのは今回が初めて。
#いつもは英語でメールやら書き込みやらが来て読むのに一苦労している。
その2。
「スタッフサイトへご招待!」と英語で書かれたイタリアからのメール。
心当たりがない人は云々とあるが、ちっともない。
さてはゴミか?と思ったものの一応ざっと目を通してみると、本気で招待状だった。
某サイトでの公開情報を見て送りました、とある。
早速そこのIDをもらって学歴やら実績やらを書き込んだ。
……まあイタリアのサイト経由で中文和訳の案件は来そうにもないが。
カルチャーセンターの中国語教室
春に漢語水平考試を受けてみたところ、聞き取り能力のなさに愕然とした。
まぁたかだか半年の留学で一生ものの語学力がつくわけはないし、それから十年も経っているのだが。
総合成績は「二年間留学した者の最低レベル」だそうなので、ぼちぼちなのだ。
読解やら文法やらはほぼ満点だったりするので、明らかに聞き取りが足を引っ張っている。
そこで一念発起?今月から某カルチャーセンターの中国語教室へ通ってみることにした。
毎週水曜日に1コマずつなのでたいした学習量でないことは自明だが、「毎週」がいいかとは思う。
教えてくれるのが大学講師をしている先生というのも魅力に感じた。
かくして先週と今日、「上級中国語」に出席してみた。
・受講者の平均年齢は私の倍ぐらい。15人のうち同世代は3人?
・半分以上の人が電子辞書を持ち込んでいる。
・以前から通っているらしき人々の教科書には蛍光ペンやら鉛筆やらでおびただしい書き込み。
・教科書の難易度は大学の中国語II程度?辞書を引かなくてもすらすら読める。
何だか懐かしいような遠い世界のような違和感を覚えた。
語学の授業には辞書がつきものだし、紙の辞書がかさばるのも道理。
平日の日中に時間が取れる人が親世代であってもおかしくないと頭では分かるのだが。
なにやらいわくいいがたいものが漂っているというか淀んでいるといおうか。
「はい、そこの訳お願いします」と指名されたはいいものの。
訳文はとっくに脳内でまとまっていたのに、原文と同じ順序で直訳調に再生するのは難儀だった。
そもそも学生の頃から直訳は苦手だった(ので英語の成績はいまいちだった)ぐらいなので、
逐語訳っぽい訳文の読み上げのような答え方をしてしまい、周りに変な顔をされた。
……とか考えるのは自意識過剰なのだろうか。
理系な美容師
美容学校に理系も文系もないのは百も承知の上。
敢えて野田にあるact Acorsの吉岡さんはいい意味で理系だと主張したい。
大阪近郊で美容室を探している「美容室でのおしゃべり」が苦手な人には全力でおすすめ。
・すばらしく手際がよい
動きに無駄がなく、カットの手さばきなどは見ていて飽きない鮮やかさ。
全く迷わず鋏を進めている感じがする。
・わかりやすい言葉で受け答えしてくれる
髪型の変更提案をしてくれたのだが、難解な用語が全くない。
「ここまで切って、ここからこう出します」と鏡で分かりやすく説明してくれる。
素人でも理解しやすく、後で検証することさえ可能。
手入れのしやすさを気遣ってくれる
リンク先にも紹介文があるが、
「ここは切る」「ここは残す」の判断材料に手入れのしやすさも入っている。
簡単なセット方法やアレンジも教えてくれた。
・気取っていない
たまにいる(そしてとても苦痛に感じる)人好きぶりっ子な感じがしない。
挨拶程度のやりとりはするが、薄っぺらい会話をふってこないでくれる。
かといって気まずい沈黙が流れたりしないので安心できる。
得意先訪問
一番お世話になっている翻訳会社の人が「遊びにおいで」と声をかけてくれた。
というのは、私が東京から関西に引っ越してきたことでご近所さん?になったのがきっかけである。
社交辞令だろうとも思ったが、面白いのでとっとと約束を入れてしまった。
会社の最寄り駅で待ち合わせ、軽く周辺を案内してもらってからカフェへ。
席に着くや、「仕事の話からであれなんですが」とクリアファイルが登場?
そういえば引き合いのメールがあったことは携帯から見て気づいていたが、そうきたか。
折しもこの週末は既に二社から受注があったので、恐る恐る納期を聞いてみた。
「いつでもいいですよ。できる一番早い時間で」その笑顔に参った。
これはやはり急がなければならないのだろうか。
事情を話すと、来週中なら何日でもよいとの答えで一安心。
写真をもらって旅行やら趣味やらの話をしつつ、周辺の散策に案内してもらえることに。
なかなか面白い風景だったが、引きこもり同然の私には港町の商業施設が目に痛かった。
応対してくれた二人は中国人だったが、町には普通に各国の人が歩いていたので目立ちもしなかっただろう。まして会話はずっと日本語だった。#私が中国語をしゃべれないので。
すっかりおのぼりさん観光客気分で元の駅に戻ると、二時間も経っていた。
苦手な機械
パソコンやら電化製品やらの機械は大好きで扱いもむしろ得意な私だが、
コピー機とファクシミリだけは未だに苦手としている。
会社に勤めている頃はよく立ち往生していた。
#電話が苦手なのは機械であることと全く無関係……だと思う……思いたい
そして本日、改めてファクシミリ送信と対峙したわけであるが。
気づいてみると引っ越して以来、今日まで送信の用事がなかった。
それでも国内相手ならば難なく使えたはずだが、今回の送信先は中国。
基本契約書なので記入欄やら署名やらを手書きして紙で返す必要がある。
スキャンしてメール添付でもよい、と登録担当者は連絡してくれていたが、
のちのち使えないのも不便だろうと更に試行錯誤。
東日本から西日本に引っ越したのでマイライン設定が解除されていたのだった。
「おつなぎすることができません」云々の日本語自動音声をよくよく聞いてみると、
会社識別番号のあとに010をつけてから相手国番号という手順が必要なのだとか。
なるほど、これまで010しかつけてなかったがその前に電話会社を指定する手間が入るということだ。
……次いつ使うか分からないが、面倒なのでマイラインの申し込みをすることにした。
久々の副業
しばらくぶりにS社長から声をかけていただいた。
先行き不透明な引き合いが一件あるものの二つ返事で引き受ける。
「はじめまして」な翻訳会社は常に要警戒なので当てにしたくないというのもある。
本業の中文和訳が忙しいに越したことはないのだが、
取引先とのやりとりが英語だとそこで疲れるのが困ったものだ。
気分転換も兼ねて、「違う仕事」に手を付けた次第。
調査系の仕事は世間様が何を考えているかちらりと見えるのが面白い。
面白すぎて頭を抱えてしまうこともあるのだが。
回を重ねるほど、多数派意見が私と違う見解になっていくのはいいことなのか否か。
やはり家族としか顔を合わせない生活というのは社会人として不健全なのだろうか。
すわ債務不履行
ゴミ出しから家に戻ると、玄関ドアの新聞受け?が開いていた。
何か紙切れが落ちていたので拾ってみると、電気とガスの検針票ではないか。
そう言えば先月から契約はしているのに請求が来ないと思っていたら、
集合郵便受けではなくドアに投函されていたのだった。
払込票の日付を見ると早収期限を過ぎている。
もしやコンビニ払いができないのでは?と少し焦ったが大丈夫だった。
取扱期限内であればコンビニでの支払いは可能だという。
払えなくなっているのは金融機関の窓口でのみらしい。
……誰が込むところにわざわざ行くものか。
まして今日は祝日。忘れないうちにコンビニへ行った。
先月から引っ越し日までの料金だったため基本料しか請求されておらず
電気とガス合わせて700円そこいらなのだが、債務は債務。
来月からカード引落しになってくれるといいが間に合うだろうか……
クレジットカード
自由業になって初めて、クレジットカードを作った。
否、まっとうに自分で作れたと言いたい。
#申し込みにあたって「自由業」と言い切り、かつダンナの所得は一切あてにしていない
給与所得者にはぴんと来ないとは思うが、自営業では審査に通りにくいらしいので。
そもそも今更クレジットカードを作ったのには訳がある。
関西に引っ越すため「PiTaPa」が欲しかったのだ。
要は切符を買わず電車に乗るためのカードなのだが
PiTaPaはSuicaやICOCAと違って後払い(後日引落し)なので、
「簡単な審査」とやらがある。
噂によると9割は通る審査だとのことだが、まぁ普通の人は給与所得者であろうし。
自分の信用力とやらがどれほどのものかという興味で申し込んだのも否めない。
与信枠は思っていたより大きかった。某流通系の倍はある。
どのみちPiTaPaとしてしか使う予定がないので特に嬉しくもないのだが。
踵の手入れ
「ガラスdeかかとケア」なるものを買った。
それまで使っていたヤスリ(100円均一)と比べると目が細かい。
細かい、というより見た感じもさわった感じもほぼ普通の磨りガラスだ。
だがそれがいい。全く刺激感なく角質が削れて案外すぐすべすべになる。
ちなみに、これまでの戦歴。
4年前ごろ:足の裏にヒビが入り始める。痛みは特に感じず。無処置(←多分まちがい)
3年前:踵の深いヒビから出血。歩行困難?になり、皮膚科へ。サリチル酸軟膏を処方される。
濃度10%とあるので期待していたが、埒が明かず。5月頃に自然回復。
2年前:「ル・タン」のフットケアなるものを受ける。要はヤスリでごしごし。一時的にはきれいに。
後日、そのヤスリと酷似したものを100円均一で見かけ、愛用。
1年前:踵が鱗に覆われたような状態。ところどころ痛い。
ヤスリでも埒が明かないと感じ、入浴中に軽石+湯上がりに軟膏。
軽石はガチガチの鱗をとっとと落とすのに重宝するが、削れすぎるのか使用後に違和感。
半年前:友人から譲り受けたホホバ油を足裏~膝下の全体に擦り込むが、効果は見えず。
とまあ、重症の部類だったのではないかと思う。
流石にこのガラス製ヤスリ一回で「愛されかかと(説明文より引用)」にはならないが、
2度ほど使って都度クリームを擦り込んだところ、美しいとまではいかないが見られるようになってきた。
……しかし「愛されかかと」って一体どういう代物なのだ。
ダンナに尋ねてみると、「頬ずりしたくなるとか」……それはそれで悪夢のように思うのは私だけか。
「送金がありました」
「Payment from~」と題したメールが届いた。
送信元アドレスは1月頃に仕事をした会社の代表アドレスなので、
ようやく支払いかと思いつつ開いてみると。
「PayPal
送金がありました
○○様よりPayPalを使った支払いがありました。
○○様は認証済みの買い手です。」
何じゃこりゃ。
ぃゃPayPal決済であることは先方とも確認済みだし、
送金した人も決済金額も疑いはない。
それにしてもこの日本語って……「日本語お上手ですね」としか言いようがない。
ちなみに決済金額は45米ドルあまり。(少ないのはそもそもの稼ぎのせい)
当該案件のInnvoice金額と一致していた。
PayPalでは送金手数料が受取人負担と決まっているので、
実際そこからなにがしか引かれた金額だけ実入りになるはずである。
口座にログインして確かめたところ、手数料は2.08米ドル。
昨今の円相場から考えると、国内で銀行振込をするのと遜色ない安さだ。
#通常の外貨決済とは桁が違う。
10ドル以上あるのでPayPalから登録先銀行口座に出金することも可能なのだが、
せめて110円ぐらいは回復してくれないと……ま、元手はたかだか43ドルだけどね。