普段は1時間ごとにメールチェックをしているので、
何事もない限りは4時に読んでいるメールは当日3時台までのものである。
が、さきほど1通「8月8日午前1時」のものが入ってきた。
「ストレスチェックをしてみませんか」
そして本文は
「あなたは自分に対して不信感や罪悪感を感じていませんか。」
自分より何か見えないシステムに不信感を禁じえないのだが。
点と線
勤めていた会社の元上司と打ち合わせをしてきた。
(と表現すると本人は嘆かれるかもしれない)
ありがたいことに、単発案件の打診である。
が、翻訳とはやはり関係ない。
強いて言えばシスアド仕事の難しいようなもの、ダンナ曰く「SI屋さんの仕事」。
必要なシステムの要件定義から業務フローへの落としこみまでというと大げさだが、
実際そんなようなことを元上司およびその現在の部員たちと考えることに。
……つまり、またしても「何とかする能力」の出番だ。
話を整理してみると、「自由記入コメントを定型化できないか」という課題が浮上。
記入している側からすると、自由記入だからこそ伝えられる内容があるという。
しかし、いくら自由とは言え、使われる語彙は業務の範囲内に収まるもののはず。
どんな語句が多用されているのか数えるだけでも価値があるのでは?と呟くと
元上司からは「いいじゃんそれ、まとめてみてよ」とのお言葉。
で、実作業として語彙の出現頻度を数える方法はと言うと。
Tradosの派生商品?MultiTermExtractの辞書生成機能が使えることに気づいた。
あいにく私が持っているのはフリーランス版なのでモノリンガル用語抽出はできない
(対訳を用意して言語ペアを作成する必要がある)のだが、
今回は頻出語句さえわかればいいのでまじめに訳す必要はない。この手はありだ。
意外なところで結びついた(らしい)点と線。
面白いことになってきた気がする。
が、やっぱり履歴書に書けるお仕事ではなさそう。
もう就職する気はないのでかまわないけど。
待てない人
山手線に乗って間もなく、車内放送が入った。
後続の電車で急病人が出たので、時間調整をするとのこと。
次の駅で停車時間を延ばし、16分発にすると案内された。
さて、駅に着くと。降りる人がいるわいるわ。
乗っていた人の6割ほどが京浜東北線に乗り換えていた。
確かに京浜東北線は乗り換え後すぐに発車したのだが、
時計を見ると14分。
2分足らずが待てない人がざっと6割。
空いた車内は冷房の効きがよくなり快適だった。
私は何分の差が出たら乗り換えたのだろうか、自分でも首をかしげる。
通常の運転間隔を超える待ち時間あたりが境界線だとすると、
それでも5分以内なら待つことを選んだと思う。
1分を争う急用があるわけでもないし、あっても……。
新橋
日比谷図書館へ言語学の本を借りに行った。
図書館を囲む公園では既に蝉の声が。
こんな都会にこんな緑があるとは、と行く度に思う。
行きも帰りも新橋駅を利用したのだが。
新橋の街は滅多に来ないが、相変わらずでほっとする。
ごちゃごちゃしていて、どこかオヤジ臭くて、特に魅力的ではない。
しかし新宿やら渋谷やらには感じられない落ち着きのような何かがある。
現実だけが目の前に転がっている感じとでも言うべきだろうか。
飛躍した夢のようなものが辺りに見当たらない。
夢、ありゃいいってものでもないのかも。
そんなことをふと思った。
まだまだ兼業っぽい
更新頻度が落ちてきたこととは全く別に、この日記を辞めるかしばらく考えていた。
というのも、先月までで勤務先を辞めたので、今や兼業ではないはずなのだ。
はずなのだが。
やっていた仕事がかなり特殊(人には「マニアック」と言われる)なので、
後任の人が独り立ちできるかまだ自信がないと言っている。
あいにく私にしか説明できない事柄ばかりが残ってしまっているため、
引き継ぎの残務として毎週1回ずつ顔を出すことになったのだった。
ただ、今月からは翻訳が本業らしく見える時間割になっている。
週に3回は翻訳の客先に顔を出すことになったし、
1日は全くの予備として予定なく置いている。
当面は役所やら銀行やらに行くだけでつぶれていくだろうが……。
究極豚丼
勤務先の近くに、「究極豚丼」なるものを食べさせる店がある。
前から気になっていたので、職場の人を誘って試しに行ってみた。
昼どき、しかも結構な雨なので非常に込み合っていたのは同情に値する。
しかし注文を後回しにするのはどうなんだ。本末転倒ではなかろうか。
「すみません!」と声を上げたのは当方。女性。
なのに店員は我々の後ろを素通りして隣の男性客の注文をとり始めた。
隣の男性客は私がお茶を飲み干してから入ってきた二人組である。
「いくらなんでもそれはないんでないの?」と思わずそのまんま言ってしまった。
しばらくして、何事もなかったように同じ店員が注文をとりに来た。
豚丼は一種類しかなく、味噌汁だけ二種類から選べるようだ。
私「豚丼を豚汁で」
職場の人「私も同じものを」
店員「究極の豚丼でよろしいでしょうか」究極のと言わないのが気に入らない素振り。
……おねいさん、そんなものこの店にないぞよ。
「の」が余計だ。
間違うぐらいなら訂正しないでいただきたい。2点減点。(満点は不明)
いきなりすぎる人
仕事ではよく結論が見えない話ばかりする人にいらだったりするものだが、
全く唐突に要件本文から話し出されても困惑するものだと知った。
帰宅の途中、駅の改札を出て少し歩いたところ。
ものすごい勢いで見知らぬ人から話しかけられた。
最初、全く何を言っているのか分からず、何だか怖いのでさっと無視すると
また同じ音節を畳み掛けてくる。
何秒か考えてやっと、彼の言いたかったことに察しがついた。
某駅に行くためのホームがわからないらしい。
「一番あっちの突き当たりにあるホームですよ」と教えると
「何だ、階段おりんのけぇ」とそのままの勢いで彼は去っていった。
ひどく訛っていたうえに呼びかけの間投詞がなかったので、
私に道を聞いているとは分からなかった。
教えてもらって「ありがとう」、がないのはまだしも(失礼ではあるが)
話しかけるときの「すみません」なりせめて「ちょっと」ぐらいは欲しかった。
純粋な機能として挨拶が必要なときがあるのだとは、少し驚きである。
史上最強らしい
先月の日記に書きそびれたのだが、4/22~24の2泊3日で台北に行ってきた。
毎年のように中華圏へ出かけては気になった本を買い込んでいるのだが、
今回の買い物は夢占いとマッサージの本。
マッサージについては健康やら漢方やらが流行っているらしいからだが、
夢占いについては自分の夢見の悪さから興味が向いたものである。
で、『史上最強解夢書』(蒋星五・編)とその続編を購入した。
西洋式ではなく中国式の夢判断が元になっているとのこと。
見出し項目に「ペンギン」があったりしてかなり面白いので、
気が向き次第ちょっとずつ内容を紹介していく予定。
解夢書の内容はカテゴリ「夢診断」参照
母来たる
明日から台湾旅行。母とダンナが同行する。
成田午前発の便なので私の田舎から当日合流はほぼ無理、
ということでゲストルームを確保し母に待機してもらうことに。
帰宅してみたら彼女はやや退屈そうにテレビを見ていたが
屋上に連れて行くと喜んで写真を撮りまくっていた。
人のことは言えないが、絵に描いたようなおのぼりさんぶりだった。
Notesのアドレス帳をOutlookに引っ越す
こんな需要は滅多にないだろうが、調べても出てこない技?なので紹介。
勤務先では普通Notesでメールのやりとりをしているが、
外出先から見たいとかいう需要に応じてPOPアカウントも発行する。
厄介なのは、POPメーラーからNotesのアドレス帳が見えないことだ。
まぁ普通は数件しか登録しないので、特に引越し作業はでてこないらしいが。
ところが身近に引越し需要が出てしまったのでさあ大変。
260件以上もあるリストをいちいち入力していられないのも分かる。
とは言え、ヘルプを見てもネットを調べても方法が出てこない。
出てくる情報ではOutlookの「連絡先」までしかたどり着かなかった。
1.Notesの「個人アドレス帳」DB画面を開く。
2.画面右上の「ツール」から「書き出し」、「全文書」を選ぶ。
3.CSV型式として適当な場所に書き出す。
ここまででNotesからアドレス帳を抽出することはできる。
4.Outlookを起動する。
5.「ファイル」→「インポートとエクスポート」
6.「ほかのアドレス帳」→先ほどのファイルを指定
7.インポート先フォルダに「連絡先」を指定
8.「ユーザー名」を「名前」など、項目の関連付けを設定
これでOutlookの「連絡先」画面から参照できるようになる。
ところが。
新規メール作成時に宛先を選択するには「アドレス帳」が必要。
ヘルプでは「アドレス帳」は「連絡先」と連動するとあるが、
何故か自動作成されなかったので手動作成することに。
9.OutlookExpress(Outlookではないのがミソ)を起動
10.「ファイル」→「インポートとエクスポート」→「インポート」
11.先ほどのファイルを指定→関連付け
12.「ファイル」→「インポートとエクスポート」→「エクスポート」
13.「ほかのアドレス帳」→「OutlookExchangeアドレス帳」
こうするとOutlookのアドレス帳が更新される。
ややこしいことこの上ない。
社内コールセンターも一日かかって回答できなかった。