サザエ食品による運営だが、残念ながら関西のサザエうす皮たい焼とは違う。
十勝大名なる大判焼きのようなものも商っている業態。たいやき粒あん115円也。
保温ケースに折り重なって入っていた時点で期待していなかったが、食感が足りない。
薄皮でなければというわけではないのだが、つい社名で関西のものと比べてしまう。
自慢のあんは流石に豆の味も食感もしっかりしていた。
薄皮たいやきのたい吉
フードコートならではのサービス、ドリンクバーなども営んでいる。小倉あん140円也。
店員さんを露骨に撮るのは憚られたので写っていないが、ハネを鋏で切り落としていた。
それほど立派なハネである。当然のように香ばしい。
生地全体がはっきりと甘かった。
あんはさらっとして甘みもあっさり。
甘さのバランスが想像していたのと逆だが、これはこれで美味しかった。
うすかわ五右衛門
名前のとおり薄皮もの専門店だが、天然ではない。とろつぶあずき120円也。
食べる場所は提供していないので、申し出れば手提げ袋をくれるらしい。
焼きたてだったので生地の食感は申し分なし。
「とろつぶ」の「とろ」はさらしあんらしい。
ひたすら熱くひたすら甘かった。
Cafe茶とら
一見クレープ屋だがカフェであり、何故か鯛焼きも扱っている。
薄皮あずき130円也。白いたいやきは110円だが購入せず。
テイクアウトの旨を伝えると炙り直してくれた。
薄皮で生地が甘いものは初めて食べた。
味より先に香りが非常に甘い。
あんも非常に甘く、豆の味は分からなかった。
いろは菓子舗
鯛焼き屋が業務拡大して和菓子屋になったとのこと。たいやき140円也。
所謂「天然もの」で1匹ずつ焼き上げている。
これでもかというほどの薄皮だが、しなりはしなかった。
最中のような軽い塩味。
あんはあっさりさらさら。
真ん中からかじりつくとこぼれてしまうほど。
築地銀だこ
名前の通り主な商品はたこ焼きだが、店の一面を鯛焼きに割いている。
薄皮たい焼 あずき150円也。
1匹ずつ立てかけて保温。
ところどころあんが透けて見える薄さ。
あんは小豆の粒が感じられるがしっかり甘め。
喉が渇くほどではなかった。
薄皮たい焼き 鯛あん亭
何故か京風を標榜している。京あずき100円也。
1匹ずつ皿のように立てて並べ保温。
薄皮を謳っている割に片面は厚いが、かりっとして香ばしさは十分。
ほんのり塩味だった。
あんはあっさり、ほくほくしているが上品な感じ。
アクが抜けていると言うべきか、物足りないと言うべきか。
タイヤキスイーツ鯛パフェ
名前のとおり、鯛焼きに一ひねり加えた「鯛パフェ」を扱っている。
鯛パフェ各種350円也。今回はバナナキャラメル生クリームを購入。
パフェ用(写真左奥)は通常品と口の形状が異なるものの、ちゃんと鯛焼きだった。
ホイップクリームとアラザンの食感が鯛焼きとは何ともミスマッチだが楽しい。
鯛焼き部分はかりっともちもち。
ポンデリングにあんこが入っている感じ。
食べ慣れている鯛焼きよりあんが少ない気はするが、これはこれでありかも。
山手のたいやき屋さん
午後しか営業していない。つぶあん130円也。
かわいらしい小屋のような店構え。
木版画なのかゴム印なのか、ほのぼのした絵柄の袋に入れてくれた。
生地は厚めでふっくら。表面はかりっとしている。
あんはねっとりしている。しっかり甘いが喉が渇くほどではない。
総じて懐かしい感じの味わい。
【番外編】かねます食品 amatai キャラメルクリーム
冷凍食品。購入時38円だったが定価は不明。
基本的にはいちご味と同様。
自然解凍でもよいとあるが、レンジ1000Wで30秒ほど加熱した。
見た目は一応それっぽいが、味はやはりホットケーキ。
キャラメルクリームはよく言えばマイルド。
プリンにかかったカラメルと言おうか、カラメルと接したプリンの味と言うべきか。