朝っぱらから「互相学習」。でも楽しかったので満足。

今日は朝八時から本学の子が来てくれる約束である。とりあえず起床は六時。
平日なみに朝の時間を過したつもりが、ゴミ出しをしていて少し遅れてしまった。
果して彼女は時間どおりに来るくちだろうか、それとも無頓着な方だろうか。
こんな時ばかりは相手にもルーズでいてほしいと思ってしまう私。ともあれ門へ急ぐ。
まだ会客室の電気もついていないというのに、彼女は既に来て待っていた。
弁解しつつ謝ると、苦笑どころでなくきゃははと笑われた。珍しく思われたらしい。
ともあれ管理人に電気をつけてもらい、本日の学習開始。まずは彼女から。
基本名詞を覚えるためのものらしいプリントで、読み方の復習をしたいという。
日本間・洋間それぞれに家具も描き込まれており、覚える単語の量が多くて大変そうだ。
「和室」には炬燵や座布団、はては火鉢やら掛軸までの家具類があり、障子も床の間もある。
「洋室」にはテレビからエアコンまで外来語がにぎやかに盛り込まれていた。
いくら何でも火鉢なんて一般家庭には最早ないと思うのだが…..。
私の番になったので口語の教科書を出し、対話課題の練習相手になってもらった。
歳が近いせいかどうも進めるうちに話題がそれて横道に行ってしまう。
それが楽しくもあり、また生の口語に触れるいい機会でもある。でも問題が…..。
日本には普通にあっても中国にはないもの=「ですます調」のような丁寧語。
中国にはあっても日本ではまず見掛けないもの=バスの讐票員(車内で切符を売る人)。
中国のスーパーにしか多分ないもの=荷物の預かり所。やはり万引防止のためらしい。
そんな話から何故か生活費の話まで、よくもまぁ私の語彙でついていけたと思う。
残念ながら来週は出かける用事があるので一回しか来てもらえない。しかも水曜。
元々の約束が火曜と土曜なのに大丈夫かと聞いたら、水曜ならとあっさり承諾してくれた。
ここまでさくっとした人柄も余り見掛けないような気がする。

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