脳みそ逆回転

翻訳をしていない人にはぴんと来ないかもしれないが、日本語訳と中国語訳は難易度が全く違う。
私は日本語訳ならプロだと公言できるが、中国語訳には自信がなかったりする。
日本語っていい加減すぎるのよ。
原文が何を意図して書かれたものかを訳文上に表現するのが翻訳業なのだが、
日本語はえてして「アレをナニする」「そのへんはごにょごにょ」が多く意図が読みにくい。
厳密に言うと読めるが書けない(苦笑)
某社のトライアル課題に中国語訳の設問もあったので久々にやってみたが。
いわゆるIT分野のせいもあり、日本語がカタカナだらけで日本語文になっていない。
さりとてカタカナを英語に直せばきれいな文になるかと言うとそうでもないのだ。
かなり何でもカタカナ+サ変動詞さえつければサマになると思ってるだろ、日本人。
それで文意を分かった気になってしまうのが一番の問題なのかもしれないが。
たった一頁で日本語訳三頁分より時間がかかった。
もし間違って中国語訳の引き合いが来ても受けないほうがよさそうだと悟った。