短い方が難しい

全部で71語というトホホな分量の追加発注をもらった。#流石に単独だったら拒絶したと思う
どうもホームページの見出し文字列らしい。
全体の文脈がないので訳語を探すこと自体が骨だったが、
何より大変だったのは”Book Now”と”Reservation”の訳し分け。
これが英語のテストなら両方とも「予約」で正解もしくは「今すぐ予約」と「予約」だが、
意味の同じ語句を書き分けている意図を考えねばならない。


支給された「原文」はWordにべた打ちだったので配置も色も分からなかったが、
客先の名前から該当のページを検索して手元の「原文」と見比べてみた。
なるほどなるほど。片やボタン上の表記、片やその検索窓の見出しだったのだ。
一語しかない「原文」の意図もホームページ上で見れば何のことだか分かる。
やはり「言っていることではなく言いたいことを訳す」原則は大事なのだと感じた次第。

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