ありえないのはどっちだ

国内分の案件を納品して一息ついていると、英語で引き合いメールが入った。
内容はPowerPointの中文和訳で、見積を聞かれている。
送信元アドレスがMSNだったり社名とおぼしき文字列で検索しても何も出なかったりと、
翻訳会社の素性がだいぶ怪しい。
原稿がWordファイルでなかったため文字数がすぐには分からず、
TRADOSの解析機能で数えてみると5000字弱あった。
海外の業者を相手に下手に出ても何もいいことはないので、とりあえず250ドルと見積もってみた。
と、「何でそうなんの~!1文字3セントだったら80ドルでしょ!!」
……その漲る自信は何だ。どうして前提が3セントなのだ。
ぃゃそれより文字数が3000弱だと分かっているなら先に提示してくれれば間違いもしなかったのだが。
#どうも途中に英語ページが挟まっていたせいで文字数が跳ね上がっていたらしい
やむなく「TRADOSいわく5000字弱だったからそう見積もったまで。
文字数がおっしゃるとおりだとしても普通6セントもらってるから最低130ドルは欲しいのよ」と返すと
「3セントしかありえないし……まぁ別件で何かあれば」
……ないと思う。ありえないんでしょ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です