現住所に落ち着いて二年ほどになるが、いまだに好みの寿司屋を見つけられずにいる。
田舎に帰省すればいくらでも連れて行ってもらえるのだが、実用上そうも言っていられない。
こちらの両親からもあまり有用な情報が得られないので、結局はネットで検索するのだが。
駅名+寿司、なんて検索語では結果が知れている。
どうしても「ぐるなび」や「ホットペッパー」などの掲載情報が上位に来る(外すとほとんど結果が出ない)。
上記検索結果で何が困るのかというと、そういう媒体では下戸が相手にされていないことだ。
「和食」を指定しても「寿司」を選択しても、何故か出てくるものは居酒屋だったりお酒自慢だったり。
#何故かなどと言うまでもなく、宴会需要がそういうところを支えている証左なのだろうが。
そういうときは電話帳だ。タウンページだ。
iタウンページなら全国の検索ができる。
電話帳なだけに、ホームページを持っていない店舗も見つかるのがありがたい。
……当然と言えば当然なのだが。
広告媒体ではなく電話帳に「すし店」として登録している店舗の方が私には安心だ。
「寿司も扱っております」ではなく「すし店です」と言い切る?安心感。
まあそこまでして絞り込んでも、実際に入ってみないことには雰囲気までは分からないのだが。
(以前かなり美味しいが「どう見ても飲酒が前提」というところがあった)