分からない人(と機械)には分からない

Google翻訳に「城北図書館」と入力して日本語→英語の翻訳を試みると、「Seongbuk Library」と表示された。
日本語で「城北」を読むと「じょうほく」か、せいぜい「しろきた」になるはずだ。
私は韓国語の知識を持っていないが、「Seongbuk」は韓国語読みのアルファベット表記にしか見えない。
Google翻訳は訳例の蓄積から統計的に答えを出しているそうだが、誰がそんな対訳を放り込んだのだろうか。
日本語の文中で韓国の地名をわざわざ漢字表記した例があったということだろうか。
それにしても「城北」やら「城南」やらといった地名は日本中にあるだろうに、上記例の方が多かったのかが不思議だ。
日韓どちらの言語も分からない人、まして機械には「じょうほく」か「Seongbuk」かの区別がつかないのも道理だが。
固有名詞のローマ字表記を目的にGoogle翻訳を使ってはならないということは分かった。

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