実用的なマナー

以前、日経BPサイトのどこかで「アドレス帳の名前に様をつける」なるマナーが紹介されていた。
「宛名が呼び捨てだったら不快でしょう」とのことだが、夥しい批判や皮肉を見たせいか、同意しかねる。
そもそも、普段Gmailを使っているとアドレスは一部入力すれば補完されるので、アドレス帳が要らない。
様もちゃんもつけようがないのだ。
仕事でやりとりするメールの場合、いかに簡潔に誤解なく要件を伝えるかが問題ではなかろうか。
長々しい季節の挨拶など邪魔以外の何者でもないと思う。
そういうものは「気持ち」であって「情報」ではない。
「気持ち」を伝えたいならメールなど送らず、直筆で手紙を書くに限る。
まして本当に相手を思いやるなら、記録容量の節約のほうが直接ありがたいのではないか。


最近の困った事例は、あまりにも適当な件名のメールだ。
件名を見て分類整理ができないと、外出時や後から見たときにすぐ分からない。
・無題
・こちらが送った別件のメールの件名そのまま
私信ならば無題でも適当でもかまわないが、引き合いなのに件名が「納品」なのは困る。
別件であることがわからないし、納品物が突き返されてきたようにも見える。
送り主が情報の収受をまともに管理できているのか心配にすらなる。
#本当にできていなかった実例を知っているので怖い。
全く同じ件名のシステム通知っぽいメールが3通も来て、最後の一通に「これ読んで」。
本当にそれで大丈夫なのか?私の売掛金…….

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