最低限の充足

営業所止めとは言え、郷里でも宅急便が復活してくれた。
ADSLが使えなくなっている母はもしや知らないのではと思って電話したが、知っていた模様。
だいぶ落ち着いた様子だったので、近況を少しだけ詳しく聞き取ることができた。
・当面の飲み水と食料は、従姉達やご近所の助けで十二分にあること。
 埼玉に避難している隣人が、荷物を取りに戻るついでにお米を置いていってくれたそうだ。
・実家近辺こそ断水したままだが、親戚のところは水道が開通したこと。
 高齢世帯なので断水中は両親が水を届けていた
・営業を再開するスーパーが少し増えてきたこと。
・母の薬を兄(関東在住)が調達して送ってくれたこと。
 その薬が届いたという知らせで宅急便の件を知ったらしい。
「もう大丈夫」と言い切るのは強がりだろうとしても、ひとまず危機を脱することはできたらしい。
半月分の食材と処方薬があれば、物流の回復まで凌ぐこともできそうだ。
目下の問題は断水だけになった。水道の復旧は来月いっぱいかかるらしい。
少しでも足しになればと思い、市の復興資金口座に募金した。
ひとまず自分ができることもひととおり済ませ、それなりに明るい声を聞くこともできて満足。
上を見てもきりがない。まずは満足しておこう。
直接被災しなかった僥倖の上に、これだけ支えてくれる力があったのだ。
それだけでも幸せではないか。

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