伝言ゲーム

我が家としては恒例なのだが、新居で使うものの一部は通販で現地へ直送にしている。
まだ配達指定日まで数日あるというのに、配送業者から電話があって仰天した。
「あの、いらっしゃらないんですか?」いるわけがない。未入居だ。


指定時刻どおりに新居へ着いたとのことだが、指定日が伝わっていなかったらしい。
発注者(私)、通販業者、配送業者(会社)、配送担当者の誰かが間違えたということになる。
責めても仕方がないので「何かの手違いですね」と通話を終え、まず注文履歴を確認した。
注文確認メールには日付も時刻も明記されているので、私の落ち度ではない。
とは言え目的は指定日時どおりの配達であって犯人捜しではないので、通販業者に電話した。
配送業者に再配達の手配をしようにも、手元に不在連絡票がないので致し方ない。
通販業者にはその旨を伝え、相談を持ちかけるように話してみた。
「確かに弊社では日時ともお受けしております。申し訳ございません」
初めから怒っていないのに謝られるとむしろ当惑するが、そういうお作法なのだろう。
「私より配送業者様にご依頼させていただきます。申し訳ございませんでした」
どうでもいいが、そこの日本語はおかしいのではなかろうか。
そこは指示か手配であって依頼ではなかろう。まがりなりにも客は私だ。
ですますございますさえ使えば敬語というものではない。
発話者と対話相手ないし第三者との上下関係を示すのが敬語表現の目的ではないのか。
ともあれ数時間後に配送業者から電話があり、念を押したので解決したものとする。
(こんな書き方をしているが、決して機嫌を損ねているわけではない)

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