手放すのも一仕事

荷物を減らすと言っても生活必需品はそうそう減らせない。
衣服の処分が一巡すると、やはり本棚に目が行く。


古典もろもろの参考書は電子化して本体は処分してある。
残っているのは辞書と処分未決の中国語資料だ。
辞書類にも賞味期限があるのでそろそろ更新したい。電子辞書もいくつか揃えた。
中国語の教科書も古すぎて使える宛がない。
宅配便で査定を受け付ける古本屋の情報は一巡し、その残りが手元にある。
専門書、洋書は買い取るところもあるが、中国の本は未対応とすげない。
考えあぐねて言語学や翻訳そのものの本は同業の友人に要否を尋ねてみた。
段ボール1個分ぐらいは引き取ってもらえそうだ。
料理や占いの本は古紙回収に出すほかなかろう。
一度に出すと集積所が埋まってしまいそうなので小出しに。
一方で実は自分の訳書も持て余している。
市の図書館に寄贈したものが処分されてしまった記憶が拭えないのだ。
とは言え同じ本を何冊も持っていても価値はない。
どうしたものか。

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