最終調整

先月から続いていた論文翻訳にやっと出口が見えてきた。
とはいえ届いた原稿の全文を訳し終わったわけではない。
「あと44600字」と指定されていたので
多分その文字数に達したからやめようか、というところである。
間違って分量不足になっていると洒落にならないので、
念のためこれまで作業してきたファイルを別名で保存してみる。
いざ、TRADOSで「訳文の生成」を実行。
訳していない原文を十数頁ざっと削除する。
ここで「文字カウント」。3200文字ほど余っている。
「ページ設定」で1行あたり39文字と確認。
40字として概算80行、丸々2頁余りを削除した。
手加減の難しさを痛感。
ここで再び「文字カウント」すると、上限ぴったりの44800字だった。
我ながら何てぴったり、と思わないでもなかったが、
2頁分も犠牲にしているのだ、そう素晴らしい仕事でもないか、とへこむ。
ざっと全文を見渡す。
文末の引用符が2箇所で余っていた。
削除。44798字。まあいいか。

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