得意先訪問

一番お世話になっている翻訳会社の人が「遊びにおいで」と声をかけてくれた。
というのは、私が東京から関西に引っ越してきたことでご近所さん?になったのがきっかけである。
社交辞令だろうとも思ったが、面白いのでとっとと約束を入れてしまった。


会社の最寄り駅で待ち合わせ、軽く周辺を案内してもらってからカフェへ。
席に着くや、「仕事の話からであれなんですが」とクリアファイルが登場?
そういえば引き合いのメールがあったことは携帯から見て気づいていたが、そうきたか。
折しもこの週末は既に二社から受注があったので、恐る恐る納期を聞いてみた。
「いつでもいいですよ。できる一番早い時間で」その笑顔に参った。
これはやはり急がなければならないのだろうか。
事情を話すと、来週中なら何日でもよいとの答えで一安心。


写真をもらって旅行やら趣味やらの話をしつつ、周辺の散策に案内してもらえることに。
なかなか面白い風景だったが、引きこもり同然の私には港町の商業施設が目に痛かった。
応対してくれた二人は中国人だったが、町には普通に各国の人が歩いていたので目立ちもしなかっただろう。まして会話はずっと日本語だった。#私が中国語をしゃべれないので。
すっかりおのぼりさん観光客気分で元の駅に戻ると、二時間も経っていた。

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