黄金ではない週間

世間様ではゴールデンウィークだとか大連休だとか言われる今日この頃。
去年の今頃は暇だったように覚えているが、今年は意外と忙しい。
自称「毎日が月曜日」の私らしく?ここ一週間は休みなく働いている。
黄金が掘れるほどの実入りでもなさそうなやや渋い案件ばかりではあるが、
まぁ退屈が苦手な私にはちょうどいいのかもしれない。

「お正月」のない年明け

気づいたら年が変わって3日目になっている。
そう言いたくなるぐらい、今年は「年を越した」実感がない。
・御用納め?
複数の翻訳会社から12月26日で「年内営業終了」だと通知をもらった。
とはいえ手元には半月ほどかかる大型案件の仕掛品。
・帰省ラッシュ?
結婚してこのかた、毎年ダンナの実家に帰省して年を越してきた。
しかし今は徒歩二十分という近所なので「帰省」が成立しない。
1日に挨拶だけしようかということになり、朝ご飯をごちそうになってきた。
・ゆく年くる年?
自慢ではないが我が家のテレビはいまだにアンテナ線を接続していない。
テレビ=実家で見る(目に入る)もの、なので当然のように年末年始もつけず。
ちらほら届く年賀状だけが「お正月」らしい代物。
しかしこちらは喪中なのでこれまた……
さすがに寒中見舞いは出す予定である。

インクの詰め替え

自宅にはキヤノンの古いプリンタとBrotherのFAX複合機がある。
後者の方が新しいのだが、贔屓のようなもので通常印刷には前者を使っている。
型番はBJF300。とっくに保守部品がなくなっていてもおかしくない年代物。
幸い今年カートリッジを取り寄せることができたので、もうしばらく騙しだまし使おうと思っている。
そのBJF300でインク切れが起きた。
ドライバが古いので事前警告が通知されることもなく、打ち出した地図が赤潮状態。
シアンのインクが切れたのかと気づき、プリンタを開いてみると3色とも生インクがなかった。
キヤノンには悪いが、インクはオフィスデポの詰め替え用を常備している。
とはいえ去年まで他社製インクを使っていたのでデポのものは今回が初めてだった。
要領は変わるまいと思い、詰め替えインク一式と古新聞を用意。
シアンは全く問題なし。ほぼ外に垂れることもなく詰め替え完了。
次のマゼンタで新聞紙が赤潮状態に。
よく見ると隣のイエロー容器も赤く染まっている。
濡れティッシュで漏れインクを拭き取り、気を取り直して詰め替えると……赤潮拡大。
どうも、一息に注ごうとすると圧力で出口から噴き出すらしい。
試しにイエローの詰め替えをちびちびとやってみると、やはり問題は起きなかった。
それにしても染料インクが手に着いてしまって落ちない。
アルコールティッシュも、クレンジングも歯が立たない。

久々の休日(?)

ここ数日ばたばたしていたのが、今朝でどうにか一段落。
久々にS社長から頂いた案件も手離れしてふっと時間が空いた。
と、珍しくダンナも作業のきりがいいとのことなので、昼から出かけることに。
天気もまさにお出かけ日和だったので、大阪の街をうろついてきた。
平日万歳。1時過ぎのせいもあって、キタのど真ん中でも並ばずにランチにありつける。
雑踏に紛れず絶景スポットに行ける。←ただし献血ルーム

「迷惑」扱いされると「迷惑」

受注できるか読めなかった大型案件が、昨日になって正式発注された。
翻訳会社の説明によれば原稿は今日もらえるはず。
さて、今日のいつだろうか。
待てど暮らせどメールが来ない。本当に日が暮れてしまった。
間によっては割り込みになる他社案件を引き受けて作業の合間にメールチェック。
やはり受信トレイに新着はない。
ところがふと迷惑メールを消そうかと一覧を見たら、……ある。
これまで一度も迷惑メールに分類されたことのない会社からなのに。
誰かが間違って分類したとも思いがたい。
「迷惑メールを解除」して添付された原稿を見ると、うっすら分かった。
添付のZIPファイルがウイルス検査できないから「迷惑」だったらしい。
パスワードのかかったファイルだったので中身が見えなかったのかは不明だが、
いずれにせよ危うく一晩見過ごすところだった。

勉強のための勉強

唐突だが、中国語の勉強がしたい。
とはいえ曲がりなりにも翻訳業を4年以上やっている身、そうそう伸びしろはない。
今世紀に入った頃から巷の中国語教材も増えてきたが、
大部分はやはりと言うべきか学習者人口を広げるべく出された初心者向けのものだ。
持っている資格でいうと中国語検定2級に過ぎない私は上級とまでいかないはずだが、
中級以上のレベルから更に上を目指せる国内での独学は無理な気がしている。
かといってまた語学留学と言うのもいまいちぴんとこない。
もう「就職」する気はないので「学歴」が欲しいともあまり思わないのだが、
「資格」がこれではやはり心許ないのでは、と思い始めた今日この頃。
国際的には翻訳専門の学位がある、と以前にも書いた気はするが今の日本にはない。
となると中国語の国際標準(笑)「漢語水平考試」でせめて中等A級を取ろうかと思い立った。
(中等A級があれば中国で初歩的通訳レベルと見なされるらしい)
手持ちの古い証書を見ると中等C級。
ところが分野別の得点はリスニング以外A級の水準だった。
文法やら読解やらは流石にそれなりの成績だったということである。
よっしゃ、んではリスニング対策でA級だ!とまで意気込んだはいいが、……CD教材は聞き飽きている。
昔から復習が苦手なクチなので、全く同じものを反復学習するという苦行には耐え難い。
逡巡の結果、中国語会話教室に行ってみることにした。
まだ通うとまでは決めていない。まずは体験レッスン。
その日が待ち遠しいやら、なんだか怖いやら。

これもお仕事その2・小切手入金

つきあいのある翻訳会社のうち、何故か1社だけ支払いがチェック(小切手)だったりする。
小切手には換金期限(発行日から90日間)もあるので、放置していると報酬が吹っ飛んでしまう。
振り込み入金より手数料が安いのはありがたいのだが、近所で手続きできないのが難点。
外貨小切手の回収は邦銀でも一応やっているものの手数料が割高らしいので、
数件まとまったところで銀座か横浜のシティバンクへ持ち込むことにしている。
シティバンクは回収手数料1000円。手数料は現金でも円口座引き落としでも扱っている。
何より、米ドルを米ドルのまま入金してくれるので、為替リスクを背負うことがないのがありがたい。
1ドル110円ぐらいまで円安になってくれないと、せっかくの報酬が目減りしてしまうので。
手続きの所要時間は書類記入を入れても10分ぐらい。
難点はちと恥ずかしいことぐらいか。
流石シティバンクと言うべきなのかよく分からないが、利用客はお金持ちが多いのでやや恐縮する。
隣の窓口のお客は9000ドルの定期を組むとかで現金入金していた。9000ドルの現金って、あんた。

傘を買うと雨があがる法則

実際100円ショップで傘を買ったらにわか雨がやんだのは置いておくとして。
待っていても仕事がこないので性懲りもなく兼業しようかと派遣会社に顔を出してみた。
午前半日もかけてスキルチェックとか称する知らないことばかりのテストの山。
帰ってみるとあ~ら不思議、一件翻訳進行中の会社から再び引き合いが。
しかも昨日の案件より倍ほど多い。ほくほくっ。
動くと結果がついて来る、といえばかっこいいが、何だか連動しない結果がついて来てるような。
おまじないついでに短期派遣の仕事は請けてみようかとも思っている。
ま、採用側にも断る権利はあるみたいだが。

待ちぼうけ

先月末の引き合いからまる一週間。
わくわくそわそわしながらメール受信箱を見守る日々だったが、何ら音沙汰がなかった。
来れば大きな案件なので他の仕事を入れないようにしていたが、
無稼動状態が一週間以上も続くのは余りに不健全だ。
……ということで木曜にその旨を翻訳会社へメールした。
曲がりなりにも一旦やると手を挙げた仕事をこちらから断るのは気が咎めたものの、
「今週中に回答なければ納期の保証なし、って先方に伝えます。お待たせして済みません」との回答。
ちょっとは同情してもらえたのだろうか。
尤も待機中に手元が全く空だった訳ではない。
即日納品できる案件のみ他社から受けてこなしていたので、今週が無稼動だったと言うと嘘になる。
ただ、本件に迫る規模の引き合いが10日までに見積もり提示となっていたので焦っていたのだ。
経験上、重なるときは重なるもので、新しい引き合いのほうが決まった頃に回答が来るのではと思っている。
そのときはまた心苦しいメールを出すことになるが、そのときはそのとき……

ニートか自由業か

先週末の引き合いからこのかた、脳内BGMは聖飢魔IIの”SilenceorViolence?”。
終盤の「今こそ 答えをくれ」が頭というか意識を離れない。
週明けの昨日はついぞ連絡がなかった。
午前半日だけ待って、交渉進捗伺いのメールを出してみる。
取引実績もないのに失礼なような、返事がないと精神衛生に悪いような。
その隙にProZ.com経由で小さな案件が来たのでさっさと受注。
原文1200文字なら即日やり切れる自信がある(実際、3時間で完了)。
ある意味、自由業の醍醐味。
それにしても「NEET=雇用も教育も受けていない」という定義からすると
自由業ってニートなのではないだろうか。
特に昨日の私なんてぼーっと(やきもきして)連絡を待っているだけで
何ら生産的な活動をしていない。
仕事らしい仕事と言えるのはせいぜい夕飯の支度ぐらいだ。