勉強のための勉強

唐突だが、中国語の勉強がしたい。
とはいえ曲がりなりにも翻訳業を4年以上やっている身、そうそう伸びしろはない。
今世紀に入った頃から巷の中国語教材も増えてきたが、
大部分はやはりと言うべきか学習者人口を広げるべく出された初心者向けのものだ。
持っている資格でいうと中国語検定2級に過ぎない私は上級とまでいかないはずだが、
中級以上のレベルから更に上を目指せる国内での独学は無理な気がしている。
かといってまた語学留学と言うのもいまいちぴんとこない。
もう「就職」する気はないので「学歴」が欲しいともあまり思わないのだが、
「資格」がこれではやはり心許ないのでは、と思い始めた今日この頃。
国際的には翻訳専門の学位がある、と以前にも書いた気はするが今の日本にはない。
となると中国語の国際標準(笑)「漢語水平考試」でせめて中等A級を取ろうかと思い立った。
(中等A級があれば中国で初歩的通訳レベルと見なされるらしい)
手持ちの古い証書を見ると中等C級。
ところが分野別の得点はリスニング以外A級の水準だった。
文法やら読解やらは流石にそれなりの成績だったということである。
よっしゃ、んではリスニング対策でA級だ!とまで意気込んだはいいが、……CD教材は聞き飽きている。
昔から復習が苦手なクチなので、全く同じものを反復学習するという苦行には耐え難い。
逡巡の結果、中国語会話教室に行ってみることにした。
まだ通うとまでは決めていない。まずは体験レッスン。
その日が待ち遠しいやら、なんだか怖いやら。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です